太空の創造世界の姿と構造 | jaeyeong92のブログ

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韓国(桓国)の後天完成道法である石門道法の石門呼吸を日本人の方々にお伝えするためのブログです。道縁のある日本人の方々に石門道法が伝わることを切にお祈りします。
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1部 太空創造役事と後天完成道法

1章 太空
2. 神
-太空の創造世界の姿と構造
 
《ハナニム(하나님:Hananim=創造主)》の創造世界の時空間(道界)の構造
《ハナニム》が創造摂理の3大目的と創造摂理の12大属性、創造摂理の普遍的属性を基に作った《太空》の創造世界は、創造摂理の目的と目標、方向性に基づき、それに適するよう《太空》を完成して秋収(秋の取入れ・収穫)し、けりを付けることになる。そのような《ハナニム》の創造世界を巨視的な観点から《十字桓》の次元的時空間に分けて見ると、12天道界である「天宮」と天宮領域の「12天命神宮」、「12密命神宮」、「24神宮」、「12行神宮」、「12煌神宮」、12天道界と11天道界の接道領域にある11.5天道界の「7神宮」、11天道界と10天道界までの完成道界、そしてその配下の道界である9天道界、8天道界、7天道界、6天道界までの後天道界と5天道界、4天道界、3天道界、2天道界、1天道界までの先天道界に表現することができる。*1*
 
*1* 《太空》は、《ハナニム》そのものである。《太空》の創造世界は、《ハナニム》の創造世界である。ここで「玄」は、《太空》創造以前の統合された姿であり、「无」は、《太空》の創造世界の無形的姿でり、「天」は、《太空》の創造世界の有形的姿である。つまり「玄」から「无」が生じて「无」から「天」が生じたのである。そして「宮」は、複合的・立体的・統合的・多元的・多次元的・同時次元的な時空間の有形的姿である。それゆえ「天宮」は、《太空》の創造世界の有形的姿にしてその複合的・立体的・統合的・多元的・多次元的・同時次元的な時空間の有形的姿であり、《太空》の創造世界の有形的《本》と中心である。
 
天宮
12天道界の中心にして完成道界の中心であり、《太空》の中心である「天宮」の構造は、《十字桓》の次元的三つの時空間である「内城の内宮」、「中城の中宮」、「外城の外宮」に分かれる。天宮の内城の内宮は、有形の《ハナニム》が留まる場所として天宮の中心であり、《ハナニム》が《太空》の創造世界に与えた「天美」の光と力、価値を維持・管理・発展させる任務と役割を担っている。天宮の中城の中宮は、《ハナニム》が《太空》の創造世界に与えた「天事」の光と力、価値を維持・管理・発展させる任務と役割を担っている。天宮の外城の外宮は、《ハナニム》が《太空》の創造世界に与えた「天能」の光と力、価値を維持・管理・発展させる任務と役割を担っている。*2*
 
*2* 《太空》の創造世界の姿と構造を正確に表現できる地上の言語は、少ない。よって地上の表現の中である程度近いものを使っているのである。この表現を通じて《太空》の創造世界の姿と構造を推測するのではなく、正確な《太空》の創造世界の姿と構造を体得・体験・体感し、これを創造摂理そのものとして理解する必要がある。このような価値観と観点から説明すると、天宮の内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮で表現された天宮の「宮」は、複合的・立体的・統合的・多元的・多次元的・同時次元的な概念の中で《本》の概念を含んでおり、内城・中城・外城の「城」は、複合的・立体的・統合的・多元的・多次元的・同時次元的な概念の中で《体》の概念を含んでおり、内宮・中宮・外宮の「宮」は、複合的・立体的・統合的・多元的・多次元的・同時次元的な概念の中で《用》の概念を含んでいる。つまり「宮と城、そして宮」は、《太空》の創造世界で天上の文化と文明によって造成され、形成され、作られた概念を地上の文化と文明に一番近く表現したものである。
 
天宮の宮主にして主は、《ハナニム》であり、《ハナニム》の配下には、「大泰君」の地位を持つ3神がいる。つまり内城の内宮に1大泰君、中城の中宮に1大泰君、外城の外宮に1大泰君ずつ合わせて3神がいる。3大泰君は、それぞれ内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮に適した総括領域の任務と役割を3領域に分けて管轄する。そしてそれぞれの領域を担当している所を「宮」とし、大泰君は、その宮の「宮白」である。よって内城の内宮には、内城の内宮を総括する「内宮白」、中城の中宮には、中城の中宮を総括する「中宮白」、外城の外宮には、外城の外宮を総括する「外宮白」がいる。*3*
 
*3* 内宮白、中宮白、外宮白の「白」は、「天、神、光、首長」という意味を持っている。それゆえ内宮白、中宮白、外宮白というのは、各宮で総括領域の任務と役割を担っている神という意味である。
 
大泰君の配下には、「大泰長」の地位を持つ12神がいる。つまり内城の内宮に4大泰長、中城の中宮に4大泰長、外城の外宮に4大泰長ずつ合わせて12神がいる。12大泰長は、それぞれ内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮に適した責任領域の任務と役割を4領域に分け、合わせて12領域を管轄する。そしてそれぞれの領域を担当している所を「院」とし、大泰長は、その院の「院主」である。
 
大泰長の配下には、「泰長」の地位を持つ多数の神がいる。つまり内城の内宮に多数の泰長、中城の中宮に多数の泰長、外城の外宮に多数の泰長である神がいる。泰長は、それぞれ内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮に適した専門領域の任務と役割を多数の領域に分けて管轄する。そしてそれぞれの領域を担当している所を「閣」とし、泰長は、その閣の「閣主」である。
 
泰長の配下には、「泰師」の地位を持つ多数の神がいる。つまり内城の内宮に多数の泰師、中城の中宮に多数の泰師、外城の外宮に多数の泰師である神がいる。泰師は、それぞれ内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮に適した細部領域の任務と役割を多数の領域に分けて担当する。
 
泰師の配下には、「大師」、「中師」、「小師」の地位を持つ多数の神がいる。つまり内城の内宮に多数の大師・中師・小師、中城の中宮に多数の大師・中師・小師、外城の外宮に多数の大師・中師・小師である神がいる。大師、中師、小師は、それぞれ内城の内宮、中城の中宮、外城の外宮に適した微細領域の任務と役割を多数の領域に分けて担当する。そして天宮には、神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を「天位」と言う。
 
泰師は、配下の大師、中師、小師の支援を受けて細部領域を担当する担当官として泰長を補佐し、泰長は、専門領域を管轄する閣主として大泰長を補佐し、大泰長は、責任領域を管轄する院主として大泰君を補佐し、大泰君は、総括領域を管轄する宮白として天宮の宮主にして主である《ハナニム》を補佐する。
 
天宮領域
12天道界には、《ハナニム》が宮主、そして主として存在している「天宮」があり、天宮を補佐するため、神々が宮主として存在している「12天命神宮」、「12密命神宮」、「24神宮」、「12行神宮」、「12煌神宮」などがある。これを「天宮と天宮領域」と言う。
 
12天命神宮は、天宮の地位の中で「泰長」以下の地位を評価するための光と力、価値を発揮する評価領域の任務と役割を担っている。12天命神宮の宮主の地位は、「天泰長」である。天泰長は、天宮の地位の基準と原則から見ると、「大泰長」級である。天泰長は、天宮の泰長の地位まで評価することができるが、天宮の内城の内宮の神を評価する権限・責任・義務はない。天宮の内城の内宮は、有形の《ハナニム》が存在している所であるゆえ、そこに対する評価は、《ハナニム》に対する評価と同じであると見なすからである。12天命神宮の地位は、天宮の地位に似ている。12天命神宮の宮主である天泰長の配下には、多数の泰長、泰師、大師、中師、小師がいる。そして12天命神宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を天位と言う。12天命神宮には、「水天命神宮」、「火天命神宮」、「黄天命神宮」、「造天命神宮」、「化天命神宮」、「印天命神宮」、「清天命神宮」、「忠天命神宮」、「律天命神宮」、「天天命神宮」、「制天命神宮」、「宝天命神宮」がある。
 
12密命神宮は、後天時代の地上の《ハナニム》の天体の安全を維持・管理・発展するための光と力、価値を発揮する天体安全領域の任務と役割を担っている。*4*
 
*4* 後天時代に地上の《ハナニム》の天体安全領域の任務と役割を担っている12密命神宮は、天宮の内城の内宮を《本》領域にし、《用》領域の一環として創造された所である。12密命神宮の神は、地上の《ハナニム》の天体安全領域の任務と役割を円満に遂行できるようにするため、《本》である内宮性40%、《体》である中宮性30%、《用》である外宮性30%を持っている。
 
12密命神宮の宮主の地位は、「密泰長」である。密泰長は、天宮の地位の基準と原則から見ると、「中泰長」級である。*5* 中泰長は、大泰長と泰長の間である。
 
*5* 後天時代に《太空十昇》1次であり、《後天十昇》1次である《地十昇》の地十昇役事を完成し、秋収してけりを付けた後は、天宮に大泰長と泰長の地位の間に「中泰長」の地位が新設される。中泰長は、「殿」を管轄する「殿主」である。そして天宮に中泰長の地位が新設されれば、密泰長は、天宮の中泰長の地位より高い地位に変わり、固有の地位として位置付けることになる。つまり大泰君、大泰長(天泰長)、密泰長、中泰長、泰長、泰師、大師、中師、小師、天位という垂直地位の構造と構造体系になるという話である。
 
12密命神宮の宮主である密泰長の配下には、多数の泰長、泰師、大師、中師、小師がいる。そして12密命神宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を天位と言う。12密命神宮には、「水密命神宮」、「火密命神宮」、「黄密命神宮」、「造密命神宮」、「化密命神宮」、「印密命神宮」、「清密命神宮」、「忠密命神宮」、「律密命神宮」、「天密命神宮」、「制密命神宮」、「宝密命神宮」がある。*6*
 
*6* 12天命神宮と12密命神宮は、地上の方位的観点と道数である3(数)に連係して表現することができる。北座の3宮は、「水・火・黄」に表現することができ、東座の3宮は、「造・化・印」に、南座の3宮は、「清・忠・律」に、西座の3宮は、「天・制・宝」に表現することができる。
 
24神宮は、《天一天光》の中の基本天光である《24天光》から派生した《24神光》を維持・管理・発展するための光と力、価値を発揮する24神光管理領域の任務と役割を担っている。24神宮の宮主の地位は、泰長である。24神宮の宮主である泰長の配下には、多数の泰師、大師、中師、小師がいる。そして24神宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を天位と言う。24神宮には、3黄神宮である「金黄神宮」、「然黄神宮」、「玉黄神宮」、3忠神宮である「忠金神宮」、「忠剛神宮」、「忠柔神宮」、3制神宮である「金天神宮」、「黒天神宮」、「黄天神宮」、3宝神宮である「天宝神宮」、「天花神宮」、「天金神宮」、3天神宮である「天生神宮」、「天慧神宮」、「天美神宮」、3造神宮である「綱 花+牛 神宮」、「甘露神宮」、「白美神宮」、3化神宮である「紅夢神宮」、「白清神宮」、「玉露神宮」、3印神宮である「物印神宮」、「活印神宮」、「玄印神宮」がある。
 
12行神宮は、《天一天光》から派生した《天一神光》の中で《12行神光》を維持・管理・発展するための光と力、価値を発揮する12行神光管理領域の任務と役割を担っている。12行神宮の宮主の地位は、泰長である。12行神宮の宮主である泰長の配下には、多数の泰師、大師、中師、小師がいる。そして12行神宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を天位と言う。12行神宮には、「玄行神宮(陰・陽)」、「水行神宮(陰・陽)」、「火行神宮(陰・陽)」、「木行神宮(陰・陽)」、「金行神宮(陰・陽)」、「土行神宮(陰・陽)」がある。
 
12煌神宮は、《天一天光》から派生した《天一神光》の中で《12煌神光》を維持・管理・発展するための光と力、価値を発揮する12煌神光管理領域の任務と役割を担っている。12煌神宮の宮主の地位は、泰長である。12煌神宮の宮主である泰長の配下には、多数の泰師、大師、中師、小師がいる。そして12煌神宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を天位と言う。12煌神宮には、「玄煌神宮(陰・陽)」、「黒煌神宮(陰・陽)」、「紅煌神宮(陰・陽)」、「緑煌神宮(陰・陽)」、「白煌神宮(陰・陽)」、「黄煌神宮(陰・陽)」がある。*7*
 
*7* 12行神宮と12煌神宮は、本来それぞれ6領域の統合領域を管轄する任務と役割を担っている。これをまた陰領域と陽領域に分け、合わせて12領域を管轄する任務と役割を担うため、宮を仕分ける時に12神宮になる。それゆえ12行神宮と12煌神宮の宮は、12領域に仕分けるが、宮主は、事実上6宮主になる。
 
11.5天道界
11.5天道界には、「7神宮」がある。7神宮は、宇宙の運行の体系を維持・管理・発展するための光と力、価値を発揮する宇宙運行領域の任務と役割を担っている。7神宮の宮主の地位は、「先金長」である。先金長の配下には、補佐神である多数の「先金師」がいる。7神宮内には、多数の小宮がある。小宮の宮主は、「先宮長」である。先宮長の配下には、多数の補佐神である「先宮師」がいる。そして11.5天道界には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を「先神位」と言う。7神宮には、「1神宮」、「2神宮」、「3神宮」、「4神宮」、「5神宮」、「6神宮」、「7神宮」がある。*8*
 
*8* 《太空》の創造世界の次元的時空性は、不変的恒久性と可変的多様性が《十字桓》に一脈・一貫・一統し、互換・波動・共鳴されている。11.5天道界である7神宮は、この中で完成道界の配下の道界の次元的時空性に対し、不変的恒久性と可変的多様性の関係を維持・管理・発展させる光と力、価値を発揮することで未完成道界の次元管理領域の任務と役割を細部的に担っている。また10天道界と9天道界を包んでいる光の膜の間に形成されている状態・行為・現象の領域である「桓風帯」の光と力、価値と基本的な《十字桓》で一脈・一貫・一統し、互換・波動・共鳴することで宇宙運行領域の任務と役割を細部的に担っているため、桓風帯と基本的な関係性を持っている。11.5天道界である7神宮に対し、70%は、天宮の中城の中宮が指揮及び管轄するが、30%は、常時的な特殊任務によって《ハナニム》が直接統轄する。
 
11天道界
11天道界は、《ハナニム》から与えられた「天事」の光と力、価値を維持・管理・発展させる天宮の中城の中宮の任務と役割を天事の《本》領域にし、天事の《体》領域を維持・管理・発展させる光と力、価値を発揮する天事《体》領域の任務と役割を担っている。11天道界には、1界に「20天座」を始め、2千の大宮がある。大宮主の地位は、「金長」である。2界には、金長の配下の補佐神である多数の「金師」がいる。3界には、多数の「宮長」がいる。宮長は、2千大宮内の1万小宮の宮主である。4界には、宮長の配下の補佐神である多数の「宮師」がいる。そして11天道界の1万2千の大小宮には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を「神位」と言う。*9*
 
*9* 創造された存在の存在性と存在価値、そして存在地位に従い、《太空》の創造世界の構造と構造体系及び組織と組織体系による指揮権と指揮体系が作られる。しかしこのような正規的指揮権と指揮体系よりも非正規的な指揮権と指揮体系に重点を置いて適用・実行・具現する場合がある。例えば、12天道界にある「12密命神宮」の12宮主は、《本》である内宮性40%、《体》である中宮性30%、《用》である外宮性30%を持っている。このように12密命神宮の神々は、天宮の内城の内宮の神を《本》にしながら《本》である内宮性40%を持っているため、内宮性に関しては、天宮の内城の内宮の神に指路・引導・案内してもらうことになる。
そして11天道界の1界にいる大宮の宮主の中で上位20位に当たる宮主を「20天座」と言うが、20天座は、皆女神であり、《本》である内宮性50%と《用》である中宮性50%を持っている。よって《本》である内宮性50%を持っている20天座は、内宮性に関しては、天宮の内城の内宮の神に指路・引導・案内してもらうことになる。また完成道界に存在する全ての女神の法道に関することは、天宮の内城の内宮で指路・引導・案内するため、11天道界の女神もまた法道に関しては、天宮の内城の内宮の指揮権と指揮体系に従う。
因みに、11天道界の各宮には、その宮に所属している「天将」と「天軍」がいる。天将と天軍は、平時には、所属している宮の宮主の指揮権と指揮体系に従う。しかし天地人の摂理・律法・法道に基づき、それに適した摂理的根拠が形成されれば、天宮の外城の外宮の動員令によって天宮の外城の外宮の神の指揮権と指揮体系に従うこととなる。
 
10天道界
10天道界は、《ハナニム》から与えられた「天事」の光と力、価値を維持・管理・発展させる天宮の中城の中宮の任務と役割を天事の《本》領域にし、11天道界を天事の《体》領域にして天事の《用》領域を維持・管理・発展させる光と力、価値を発揮する天事《用》領域の任務と役割を担っている。10天道界は、四つの界に分かれる。1界にいる存在の地位は、「門長」である。1界の配下には、2界がある。2界にいる存在の地位は、「門師」である。2界の配下には、3界がある。3界にいる存在の地位は、「仙長」である。3界の配下には、4界がある。4界にいる存在の地位は、「仙師」である。そして10天道界には、天宮と同じく神と神の格ではない平存在間の存在がいるが、この存在を「仙位」と言う。また10天道界内の4界には、平存在もいる。*10*
 
*10* 10天道界は、9天道界から1天道界に至る未完成道界の存在が完成を成して昇天した時に留まることになる完成道界であり、四つの界に分かれる。1界は、根本の存在性が後天道界である神が完成を成して昇天した時に留まる所である。2界は、根本の存在性が先天道界である神が完成を成して昇天した時に留まる所である。3界は、根本の存在性が純粋人間である地球人が完成を成して昇天した時に留まる所である。4界は、根本の存在性が宇宙人である地球人が完成を成して昇天した時に留まる所である。しかし後天時代は、《ハナニム》が地上に留まっているため、基準と原則以外の特例的な状態・行為・現象が起こりうる。
 
《本》・《体》・《用》の観点から区別した道界
12天道界である天宮と天宮領域の12天命神宮、12密命神宮、24神宮、12行神宮、12煌神宮の配下の道界には、11.5天道界をはじめとする11天道界と10天道界がある。このような12天道界、11.5天道界、11天道界、10天道界が正に完全な完成道界であり、その配下の道界である9天道界、8天道界、7天道界、6天道界までの後天道界と5天道界、4天道界、3天道界、2天道界、1天道界までの先天道界は、未完成道界である。
 
《太空》の創造世界の姿と構造を立体的・統合的・全体的な観点から地上の姿と構造に例えて表現すると、天宮を《本》と中心にした完成道界の領域から地上を含んでいる1天道界までの先天道界の領域は、一つの天宮国家に似ている。完成道界は、天宮国家の首都に似ており、12天道界は、皇帝が住む皇宮が位置している全体領域に似ており、天宮は、皇宮に似ている。よって《太空》の創造世界の姿と構造を《本》・《体》・《用》に分けて見ると、《本》は、完成道界であり、《体》は、後天道界であり、《用》は、先天道界である。そして完成道界の姿と構造を《本》・《体》・《用》に分けて見ると、《本》は、12天道界であり、《体》は、11.5天道界をはじめとする11天道界であり、《用》は、10天道界である。また12天道界の姿と構造を《本》・《体》・《用》に分けて見ると、《本》は、天宮であり、《体》は、12天命神宮と12密命神宮であり、《用》は、24神宮と12行神宮、そして12煌神宮である。それゆえ天宮の世界と言えば、狭義的には、天宮そのものを意味し、両義的には、完成道界の全体を意味し、広義的には、完成道界から先天道界までのその全体を意味する。
 
📖석문사상:石門思想(桓祖 著、石門出版社) 56~66ページ
 
📌これは、韓国の石門道門の石門出版社で石門道書を正式に日本語に訳したものではなく、韓国で石門道法の石門呼吸をしている私自身が日本人の方々に石門道法を伝えるため、独自に日本語に訳したものですので、文章に不自然なところもあると思いますが、どうかご了承ください。
 
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