2浸透圧osmolality=水を引きつけるパワー
→浸透圧とは溶質の粒子数のことです。つまり溶液中に粒子が多ければ多い程、水を引きつけるパワーが強いということになります。
細胞外の浸透圧を規定する因子として最も大事な因子がナトリウムです。理由は簡単でナトリウムが単純に血管内で粒子数が多いからです。その他に浸透圧を規定する因子として大事なのは、グルコース・BUN・マンニトール・アルコールです。
※よく出てくるアルブミンについて
→前述したように細胞外の浸透圧の規定因子として最も大事なのはナトリウムです。しかしよく浮腫の原因についてアルブミンの低下ということを耳にします。これはナトリウムとアルブミンのコンパートメントの動きの違いによります。
ナトリウムは血管壁を通過することは出来ますが、細胞膜を通過することは出来ません。
アルブミンは血管壁を通過することが出来ません。
浸透圧は確かに高い程、水を引き寄せますが・・・それは動きが制約されているからこそ効力を発揮できるのです。ナトリウムは血管内と間質を動けるため、血管内濃度が高くても、間質に拡散することが出来ます。しかしながら細胞膜は通過できないため、細胞内外では浸透圧勾配を生み、水が移動することが出来ます。
一方でアルブミンは血管壁を通過できず、血管内と間質の間で浸透圧勾配を生み、この間での水の移動を引き起こします。このように実際は
その物質を仕切る壁の間で浸透圧は効力を発揮できる
ことから、ナトリウムとアルブミンの働きは同じ浸透圧物質でも違います。



