小児科5 | 腎臓内科医のコーヒーブレイク

腎臓内科医のコーヒーブレイク

jackyと言います。
来年から腎臓内科医になる予定です。腎臓内科だけでなく色々な医療のことや家庭を含めて生活のことを書いていく予定です。
しばらく休んでいましたが、これから少しずつ余裕が出てきそうなので、更新していきたいです。

13乳児突然死症候群

ガイドラインがある。窒息死ではない。2~6カ月に好発する。リスクはうつぶせ寝、喫煙、非母乳未熟児あたためすぎアルコールである。死因が特定できないので、必ず異状死として扱われる。

14小児腫瘍

A神経芽細胞腫歳までに好発し、乳児は予後がいい。副腎の交感神経節から発生して、尿中VMAが上昇する。腎臓の内側に腫瘤があり、凹凸石灰化が特徴的。

転移により眼球突出骨痛が見られることもある。骨髄穿刺を行う。難治性下痢となることもある。腎は圧排するのみである。自然寛解が見られる。

治療は手術+化学療法(シクロスホスファミド)+放射線である。

Wilms腫瘍歳までに好発する。腎から発生するが、血尿はない。腎から発生して、平滑で正中線を超えない転移しやすく、半虹彩や半身肥大と奇形を合併しやすい。治療は手術+化学療法(アクチノマイシンD)+放射線である。

C肝芽腫;AFPが上昇する。

15川崎病

血管炎なので血小板、冠動脈瘤。発熱、球結膜充血、リンパ節腫脹、イチゴ舌、水疱のない不定形皮疹。指の硬性浮腫膜様落屑。治療はアスピリン、γグロブリン。

16感染症

A突発性発疹;HHV-Ⅵによる。元気な発熱→発疹という経過が大事。

B麻疹;幼児期。潜伏期は10日くらい。カタル期があることが大事で、発熱→薄汚い発疹という経過になる。健常皮膚面は残す。発疹期はリンパ球は低下する。合併症は中耳炎脳炎肺炎、SSPE、中耳炎、喉頭炎である。

C水痘;潜伏期は2~3週であり長い。カタル期がない。色々な発疹が点在している。

D学童期の発熱→風疹。潜伏期は16日であり、長い。リンパ節腫脹や血小板低下が特徴的である。

Eムンプの合併症;髄膜炎精巣(卵巣)炎膵炎難聴心筋炎

F新生児で発熱(38℃以上)+機嫌悪い+哺乳力↓は入院である。

Gその他、エンテロウイルス(コクサッキー71、A16型)の手足口病(水疱が見られる。)やパルボウイルスの伝染性紅斑も忘れない。

17周期性嘔吐症

学童にストレスで視床下部を刺激し、腹痛や嘔吐・ケトーシスマシュマロ様腹・股動脈音をきたす。血糖値は正常である。治療はストレス軽減である。誘因がストレスな分、発症年齢が高めであると覚える。鑑別はケトン性低血糖症で、1~5に低血糖が原因でケトーシス・嘔吐・けいれんを来たす。朝に発症しやすい。治療は高蛋白・高カロリー食頻回である。発作時にはブドウ糖を投与する。

乳児嘔吐下痢症は食事を併用した方がよく、食塩を加えた粥が良いらしい。