小児科4 | 腎臓内科医のコーヒーブレイク

腎臓内科医のコーヒーブレイク

jackyと言います。
来年から腎臓内科医になる予定です。腎臓内科だけでなく色々な医療のことや家庭を含めて生活のことを書いていく予定です。
しばらく休んでいましたが、これから少しずつ余裕が出てきそうなので、更新していきたいです。

9黄疸

出生日目までの黄疸は異常→間接ビリルビン↑は血液型不適合、直接ビリルビン↑は敗血症が考えられる。

日から週までの間接ビリルビン↑は生理的である。

週間以降も遷延黄疸である。間接ビリルビン↑は母乳黄疸、直接ビリルビン↑は先天性胆道閉鎖症新生児肝炎が考えられる。母乳黄疸は母乳は中断しなくていい。光線療法の適応は18、交換輸血の適応は20くらい(日数で変わり、生後半日であれば10以上と覚えて、比例計算するといい)と考えていい。光線療法は紫外線でビリルビンを水溶性にする。※Rh不適合は重症化しやすく、胎児期から貧血・胎児水腫。ABO不適合輸血は核黄疸のリスクある。

核黄疸は水に溶ける間接ビリルビン基底核に沈着して、意識↓、トーヌス↓→眼が内下方に共同偏視する(落陽現象)後弓反張アテトーゼ型脳性マヒが起こる。

先天性胆道閉鎖症は尿ウロビリノーゲンなし十二指腸サンプリングで胆汁なし、Schmidt反応性(便中の胆汁に反応する)。マーカーとしてはリポタンパクXが大事である。吸収障害でVitKが不足することも覚える。肝内胆管は閉塞する。治療は生後60日以内に肝門部・空腸吻合移植。新生児肝炎との鑑別は胆管シンチERCP、肝生検。

10出生直後の呼吸器疾患

1一過性多呼吸;出生後の肺水吸収遅延

2IRDS;早産、X線で網状顆粒状陰影+スリガラス陰影、PaCO2↑で混合性アシドーシス(pH7.2)HPV反応で肺高血圧に。生後数時間で起こる。

治療は酸素60-80くらいを目標に行う。未熟児網膜症に注意。高圧酸素は禁忌となる。)、PEEP重炭酸Na、経気道的にサーファクタント

3MAS;胎児期に低酸素血症(NRFS)で、羊水中へ胎便排泄が起こる。過期産、X線で無気肺肺気腫状陰影。生後直後に起こる。治療は吸引気管内サーファクタント洗浄

※胎便;暗緑色、粘調度は高い。肺にとって有害である。

4出生3週後

早期産低出生体重児に多い。

CLD1または2型はIRDSレスピレーター酸素投与に続発するbarotraumaである。

肺気腫+無気肺のMAS様変化。

CLD3型はIgMが高値で胎内感染が関与している。X線で嚢胞様となる。

11脳性麻痺

低出生体重児が血流障害により脳室周囲白質軟化症となる。

てんかん知的障害を合併することが多い。非進行性の病態で、早期からの理学療法や合併症治療が大事になる。核黄疸に伴うものはアテトーゼ型が多い。痙性麻痺型が多い。

12小児消化器疾患

Hirschsprung

直腸~下行結腸へ、神経節が欠落している。X線上で大量のガス。組織でAchE染色陽性。

注腸でcaribar change。肛門括約筋反射消失。手術は6カ月以降に手術。

B鎖肛

Down症候群に合併しやすい。泌尿器循環器脊椎奇形の合併に気をつける。

男児は高位~中間位型、女児は低位型が多い。高位型は尿道と瘻孔を持つことが多く、尿道造影を行う。

C先天性食道閉鎖

気泡を見たら、型である。食道は盲端だが、気道と胃が交通している。気泡がなければ、型である。食道は盲端で、気道と胃の交通性はない。

D腸重積

突然繰り返す帝泣、機嫌悪いがキーワードである。乳児期男児の疾患で、嘔吐等が主訴となる。回盲部に空虚なDance signを認める。

おむつを見るとイチゴゼリー状血便が見られるが、無い場合も多い。無ければ浣腸する。

エコーでtarget signを、注腸でカニハサミ様を証明し、半日以内なら高圧浣腸を、1日以降ならHutchinson手技で整復する。

※肥厚性幽門狭窄は2~3カ月後、オリーブ様腫瘤で噴水状嘔吐である。X線でsingle bubble sign、エコーでdaunats sign、造影でstrings sign、治療はRamsted手術である。

E先天性胆道拡張症

女児に多い。膵・胆管合流異常から膵液が漏れて胆管が拡張する。胆汁うっ滞所見が見られる。拡張部胆管切除+肝管空腸吻合を行う。

F新生児横隔膜ヘルニア

ほぼ全例に肺低形成をきたす。

チアノーゼがある。