先日鑑賞したクルエラの一件で

ジョンマクリーについてひたすら調べていた。

クルエラ観賞文


どうやらジョンマクリー

Jamieというミュージカルで主演を果たしたとのこと。


Jamieって聴いたことなかった。 

私ミュージカル好き名乗ってるけど、ミュージカルって死ぬほどあるのね不安

もうミュージカル好きとか名乗るのやめます…悲しい


で、そのJamieを調べてたらドラァグクイーンに憧れる高校生の物語だった。ドラァグクイーンの魅力に引き込まれつつある私にはAmazonStudioから映画化されていることが判明。映画の主演はジョンマクリーじゃないじゃないけど、ドラァグクイーンのお話なんて興味深いじゃないちゅーちゅーということで、出張の移動時間に観賞しました。


Everybody's talking about Jamie

(ジョナサン・バッテレル監督,トム・マックレイ脚本,AmazonStudio,2021)

(ジョナサン・バッテレル監督,トム・マックレイ脚本,AmazonStudio,2021)


この映画はシンデレラと同じで、新型コロナウイルスの影響で、劇場公開が難しくなり、Amazonが配給会社となり、サブスクにより公開したらしい指差し

起:16歳の誕生日を迎えたジェイミーはプロムでドラァグクイーンになる決意をする。
16歳になるジェイミーは母のマーガレットと二人で暮らしている。
ジェイミーはゲイで、ドラァグクイーンになることを密かに夢見ている。誕生日プレゼントにはマーガレットから赤いヒールの靴をもらった。憧れのヒールにジェイミーは歓喜する。
離れて暮らす父からはメッセージカードと50ドルだった。
学校では卒業を目前に、将来について考える時期となる。会社員など、現実的な考えを押し付ける先生に対し、ジェイミーはドラァグクイーンになりたいことを隠していた。

承:ドレス店でドラァグクイーンであるロコシャネルと出会い、ジェイミーはドラァグクイーンとして大成功のデビューを果たす。
ジェイミーはプロムでドラァグクイーンになることを決意し、貯金を始める。
クラスメイトで幼馴染のプリティと共にドラァグショップを訪れ、ドレスを検討しようとしたところで、伝説のドラァグクイーン、ロコシャネルと出会う。
ドラァグクイーンになりたいこと、プロムで披露したいことを伝えると、ロコシャネルが指導をしてくれることになる。
ロコシャネルとその仲間たちの舞台に立つことが決まった。練習をし、貯金で買ったドレスと母マーガレットからもらったヒールでミミーとして立つことにした。
客席にはプリティ、マーガレット、マーガレットの友人のレイに加え、冷やかしに来たクラスメイトと、いじめっ子のディーンが来ていた。
招待した父は来なかったが、花だけ送られてきた。
舞台は大成功だった。

転:クラスのいじめっ子であるディーンが、ジェイミーがプロムでクイーンになるなら参加しないと言い出し問題となる。
ショーの翌日、ジェイミーはミミーとして登校する。しかし先生からは化粧は校則違反だと叱られ、ディーンは気色悪いと言い、ジェイミーがミミーとしてプロに参加するなら自分はプロムに参加しないと言い出した。
先生それを聞き、あなただけのプロムじゃない、ドレスで来たら参加させないと追い打ちをかける。
そんな中でジェイミーは父ウェインに、もらった花と誕生日のお礼をしに会いにいく。
父からはそんなもの贈っていないと言われ、全てマーガレットの演技だとわかり、マーガレットを問い詰める。マーガレットと衝突したジェイミーは家を飛び出し、サッカーの試合会場に乱入。警備にボコボコにされ、サッカーを見に来ていた父に助けられるも、呆れられてしまう。
父はサッカーが好きな"普通の男の子"に育ってほしかったと言う。
ジェイミーはボロボロで泥酔して帰宅し、マーガレットと仲直りする。
ジェイミーは自分がどんな姿でプロムに参加するか、自分の本当の姿がどの姿なのか考えていた。

結:ジェイミーはクイーンにならず、プロムに参加する。ディーンとも仲直りし、卒業前の素敵なプロムとなった。
プロム当日、最後までタキシードで行くか、ミミーで参加するか迷ったジェイミーは、ジェイミーとして白い母のドレスでプロムに訪れた。
ジェイミーとプリティはディーンから罵倒を浴びせられるも、ついにプリティが反撃に出てディーンを論破する。
先生からは、タキシードでくる約束なのでプロムに参加させないと言われるが、ジェイミーの素敵なドレス姿を見たクラスメイトたちが先生に反発し参加できることになる。
ジェイミーは論破されて落ち込むディーンに声をかけ、今後会うこともないのだから今夜くらいは楽しく過ごそうと、パーティー会場へエスコートする(させる?)
一方家でジェイミーを見送ったマーガレットとレイは、ジェイミーがプロムに参加できたか心配していたが、ジェイミーからプリティやクラスメイトと、ディーンの写った写真が送られてきて大騒ぎ。
パーティも大成功で幕を閉じる。


この映画、最近話題のLGBTQ+を改めて考える良い機会になった。
調べるとセクシュアリティってすごい沢山の種類があって、上記の5種類だけではなくて、ものすごい種類があるということがわかった。いい機会だから自分のも調べてみて、恋愛対象は男性だけど、今までいわゆる可愛いものを身につける自分が嫌いだった理由がクリアになって、いいきっかけをくれたジェイミーに感謝。

映画全体を通して、ジェイミーはマーガレットやレイ、プリティのような理解者がいるのはとても良いなと感じる。もちろんウェインやディーンのようにどうしても理解できない者も世の中にはいる。
その中でも理解して支え会える人がいるからこそ、心ない発言を受けても、ジェイミーはミミーとして輝けたのだと思う。
ヨーロッパやアメリカはこういったセクシュアリティによる差別が日本より少ないと勝手に思っていたが、それでも心無い言葉をかける人がいると思うと、日本で同性婚が認められるようになるのはまだまだ先なのかなと悲しい気持ちになった。
理解できないのはしょうがないと思う。セクシュアリティに関係なく、私にも理解できない人がいるし、理解し合えない人がいるのは誰しもそうだと思うけど、それをわざわざ大きな声で言う必要もないんじゃなかろうか。
とはいえ、主張すべきこととこういう言わなくていいことの線引って難しいとも思う。
とにかく私は相手が傷つくようなことは発信しないようにしよう。
なんて、幼稚園から教えられてきたことだけど…

演出としては、登場人物だけでなくてジェイミーの家など場所までもみんなカラフルでキラキラしていて世界観に引き込まれた目がハート
今までのミュージカル映画と少し違うなと感じるのは、この映画はアメリカの映画じゃなくてイギリスの映画だってところにあるのかも。
主演を努めたマックスバーウッドは仕草がとてもきれいだった。

この映画、実話を元にした話だそうで、早速ジェイミー調べましたキメてる
リンクの写真は、ジェイミーとマーガレットひらめき
マーガレットもジェイミーも赤がすごく似合ってて素敵目がハート

体調不良により頭がうまく回らなくて、
あらすじで力尽きた感想はここまで悲しい