第五回 Work in Progress
こんにちは。
大阪難波のBAR JACK'sInn の為一です。
今日紹介するのはスコットランド、キャンベルタウンのシングルモルトウィスキー、KILKERRAN Work in Progress 2nd releaseです。
原産国 スコットランド西部キャンベルタウン
アルコール度数 46度
このKILKERRAN(以下キルケラン)、キャンベルタウン125年ぶりの新規蒸留所として注目されるグレンガイル蒸留所のシングルモルトウィスキーです。
キャンベルタウンという地は、かつて34もの蒸留所が存在しウィスキーの名産地として栄えた地であった。
海上運輸に適した土地であったこともあり、キャンベルタウンのウィスキーは売れに売れ、蒸留所もそれに合わせ大量生産をすることになる。
高い品質を保ったまま大量に生産することは難しい。
まして現代の様に効率的に生産できる機械などなかっただろう。
結果、質を落とし大量に生産するのだが、これが失敗し「キャンベルタウンのウィスキーは粗悪品だ」と言われる様になる。
更に運が悪い事に、時代はアメリカの禁酒法、世界恐慌の最中であり、それらの影響は大きく、ほとんどの蒸留所は閉鎖してしまった。
それからはスプリングバンク蒸留所とグレンスコシア蒸留所の2軒だけであったが、2004年、このキルケランを生み出したグレンガイル蒸留所が誕生しました。
本題のキルケランについてですが、スプリングバンクでフロアモルティングされた麦芽と、スプリングバンクと同じクロスヒル湖の水を使用し、2回蒸溜でつくられているそうです。
また今回紹介するキルケランは2nd Releaseの名の通り2度目の出荷分であり、もちろんFirst Releaseにあたるものがあったのですが、そっちは知らないんですよねー・・・・。
ちなみに、名のWork in Progressは発展途上、現在進行中という意味らしく、いかにも新しい蒸留所・ウィスキーであることが窺えます。
さて味はと言うと、キャンベルタウンらしい塩っぽさやオイリー(クリーミー?)な感じは僅かにあるものの、やはりまだ荒々しさが目立つような気がします。
まぁ何といっても6年熟成のウィスキーなので仕方ありませんが・・・。
しかし、キャンベルタウンモルトが好きでスプリングバンクなどは飲み飽きた!なんて方にはおもしろいウィスキーかも知れません。
若いものは若いなりに良さがあるものだと思います。
今夜はこれで一杯かがでしょうか?
