第七回 桜の香りのするお酒



こんにちは。

大阪難波のBAR JACK'sInnの為一です。



今日紹介するのはズブロッカ(Zubrowka)です。



このズブロッカですが、ウォッカにバイソン・グラス(別名ズブロッカ草)と呼ばれる薬草を漬け込み、香り・エキスを抽出したものを言います。


一般的にはラベル中央に水牛の絵が飾られたポーランド産のものが有名ですが、他にもロシア産、アメリカ産もあるようです。

調べていて僕も初めて知りました・・・。(;^_^A



今回は最も有名であろうポーランド産ズブロッカについてご紹介したいと思います。



このズブロッカ、初めて見て気になる所と言えば、まずラベル、そして瓶に入っている茎ではないでしょうか?

僕も初めて見たときはなんじゃこりゃ?と思ったものです。


しかし、この茎こそバイソン・グラスの茎であり、ズブロッカの味と香りを作っているものなのです。


バイソングラスはポーランド東部、ビアウォヴィエジャの森に群生する香りの強い薬草で、ラベルにも描かれているズブラ(Zubr、ヨーロッパバイソン)という牛が好んで食べる草だそうです。

ズブロッカという名はここからきているようですね!


このズブラという牛ですが、ヨーロッパ一帯では古くから力強さの象徴とされ神聖な動物と見られている様です。

それはこの牛の希少性と、体の大きさ(ヨーロッパ最大だとか)、荒い気性が理由だからでしょうか。


その為か、この猛牛が食べる薬草を浸している事から、ズブロッカには滋養強壮・強精効果があるとヨーロッパ諸国では信じられているそうです。


このズブロッカを生産しているのはボルモス・ビアリストック社。

お酒に疎い方でも一度は耳にした事があるであろう、あの有名な(悪名高い?笑)スピリタスを生産している会社でもあります

同社製品ということで、どことなくボトルデザインも似ている気がしますね。


また、かの文豪サマセット・モームも絶賛した酒だそうですよ。



ズブロッカ


原産国 ポーランド

アルコール度数 40度




さてお味はというと、グラスを口に運ぶ際にまず気づくのは桜餅のような香りでしょうか。

これがバイソングラスから抽出される特徴的な香りなのです。

口に含むと、かどがなくまろやかな味わい、ほのかに甘いがウォッカ特有のキレは失われていません。

非常に飲みやすいお酒だと思います!

飲む際には事前にズブロッカを冷凍庫に入れ、キンキンに冷やしておき、ロックまたはストレートで飲むことをオススメします。



ズブロッカを使ったオススメカクテル



    シャルロッカ


    ズブロッカ 45ml

    アップルジュース 適量


    タンブラーにズブロッカを注ぎ、氷を入れた後、アップルジュースで満たし軽くまぜる。

    ポーランドではポピュラーな飲み方で、オリジナルのレシピはズブロッカ4に対しアップルジュース6だそうです。

    またアップルジュースをアップルタイザー(りんご風味の炭酸水)で割ってもいいかもしれません。

    (というか、最近では公式にこの飲み方をススメているようです。)





まだ少し肌寒い日が続きますが、季節は春、お花見のシーズンですね。

暖かくなったら花見に繰り出して、そこでズブロッカを飲むのもいいかもしれません。



春の匂いを楽しみながら、今夜一杯いかがでしょうか?