考えずに適当な言葉を使って、同僚に言葉を発した日に、ちょうどこの本を読み始めた。
人に何かを伝えるとき、手間暇をかけて言葉を選ぶべきとの話が冒頭にあり、身をつままされた。
普段から相手の様子を見たり、言葉の引き出しを豊富するなどの準備が必要だという。
そして、その中から最適な言葉を選ぶ訓練を日々積み重ねる。
自分も毎日「セルフトーク」と称して、その日にあった三つから多くて六つの出来事を書き出している。
とにかく負担にならないように、さっと書く。
紙に書くと管理が大変なので、エクセルに一行ずつ記録している。
2022年10月から続けているので、ようやく丸3年になる。
藤井氏は5行日記なるものをボールペンで書き続けている。
過去と今の自分の比較をするのに役立っているとのこと。
手書きだから、その時の調子や感情も書き方で表れるという。
確かに手書きの良さはあるだろうが、自分もせっかく積み上げてきたものがあるのだから、
自分のペースとやり方で、続けていこうと思えた。
書き続けることで、自分の表現や言葉の選択肢を豊かにしていきたい。
そして、せっせと磨き続け、他人に対してもしっかりと適切な言葉を選び発することのできる人間になりたい。
