内館さんの書籍は3冊目。
「終わった人」に続く、いわゆる「終活」小説の2冊目。全部で4冊あるらしい。
読みやすいので、このままいくと全部読んでしまいそう。
どのように年をとっていくべきか、どのようなメンタリティで老後を生きていくべきかの参考になった。
基本は女性視点ではあるが、「どうせもうすぐ死ぬんだから」と自分の身なり・外見を整えなくなってしまうと、
みすぼらしく死を迎えることになる。
死ぬ間際まで品格を保つべきだ、というのが一つの大きな本書の言いたいことである。
確かに、先日内館さんがテレビで紹介されている写真を見たときに、
めいいっぱいおしゃれをされていたのが印象的だった。
これは女性だけでなく、男性にもあてはまることであり、自分もこれからも意識したいと思えた。
それだけでなく、話としても予想外のいろんな展開が本書では待ち受けていて、
それ自体楽しめるだけでなく、どのような心持ちで老後を迎えられるかを教えてくれた。
年をとると肉体的に劣化し、物理的にできることの範囲が限定的になってしまうのは避けられない。
しかし、そうした中でも自分にできることや、楽しめることを積極的に探そうとする思考のクセをつけておくことが大事だ。
最近、膝を怪我し、大好きな運動の習慣が大きく制限された時期があった。
その影響で、心も体も調子を落としたが、代わりにやれることを探し、実行したことはとてもよかった。
きっと、それを如何に粘り強く続けられるのかだと思うし、本当に自分次第だ。
