外の気温は−3°C、雪が静かに降っています。
なぜかソニー・ロリンズさんの「Way Out West」が聴きたくなりました。
持っているレコードは国内盤なので期待しないで聴いたのですが、1曲目のイントロからインパクトのある音がして驚きました。
以前聴いた時にはこんな感じの音ではなかったはずなので、インシュレーター等の振動対策が功を奏したのかもしれません。
もともと曲は好きだったのですが、レコードが国内盤ということもあり聴く機会が減ってました。
いつも聴くのはUS盤の「サキソフォン・コロッサス」ばかりでした。
今回「Way Out West」を聴いて、やっぱりこのレコードの曲が好きなんだと再確認したので、USオリジナル盤について少し調べてみました。
オリジナル初盤はモノラルで、ステレオも存在しています。しかしどちらも手が出る価格ではありませんでした(^.^;
音質的にはステレオ盤の方が良いという意見が多いので、ステレオ盤に絞って探してみることにしました。
オリジナルの初盤は1958年CONTEMPORARY社プレスで品番がS7017。DG /深溝 黒ラベルに銀文字、ジャケットに白抜きでIN STEREOの文字が印刷されてます。
セカンドプレスは1963年CONTEMPORARY社プレスで品番はS7530。DG /深溝 黒ラベルに銀文字(青ラベルもあり)、ジャケットに白抜きでIN STEREOの文字無し。
S7530は1973年盤もありますが黄色ラベルでDG /深溝ではありません。
ヤフオクで探してみると、1973年プレス S7530と、現行盤でもある品番 OJC337は数多く出品されていました。
価格も5,000円以下が多くそんなに高価ではありません。しかし1963年物となると10,000円超えが殆どです(^.^;
どのあたりで妥協しようか悩んでいたら、運よく1963年物の出品があり程度の良いものを比較的安くゲット出来ました。
イコライザーカーブを調べてみると、Contemporary社は ~1960年代半ばまで NABカーブとあります。1963年プレスはNABカーブだと思われますが、RIAAカーブに移行した時期と近いので微妙ですね。
これは聴き比べて判断することにします。
「Way Out West」
A1 I'm An Old Cowhand
A2 Solitude
A3 Come, Gone
B1 Wagon Wheels
B2 There Is No Greater Love
B3 Way Out West
Tenor Saxophone – Sonny Rollins
Bass – Ray Brown
Drums – Shelly Manne
Engineer – Roy DuNann
イコライザーカーブはNABカーブの可能性があるので、今回はカーブ特性が近いColumbiaカーブで試したいと思います。
ifi Audio micro iPhono2のColumbiaカーブとRIAAカーブを切り替えて聴き比べましたが、RIAAカーブの方が重心が低くサックスが前へ出て来て太くキレがあります。Columbiaカーブは大人しく小ぢんまりとした感じに聴こえます。個人的にはこのレコードはRIAAではないかと思います。私の好みの音質なのでRIAAで聴きます。
演奏は実に生々しく聴き応えがあり、右にドラムスとベース、左にサックスの録音なのがいいのかも知れませんね。
ソニー・ロリンズのテナーサックスが太くゆったりと唸り、ベースやドラムスとの絶妙な間のかけ合いを楽しめます。ピアノレストリオならではの演奏を満喫出来るアルバムだと思います。
国内盤も良い音だと思いましたが、これを聴いてしまうとやはりオリジナル盤に近い録音のレコードは彫りが深く、鮮度や迫力が違いますね。
とにかく聴いていてワクワクが止まりません!ず〜っとノリノリ状態で最後まで聴いてしまいました。ドラムソロにはシビレましたね、最高でした(笑)
今更ですが、Jazzの名盤といわれるのがよく理解できました。演奏が生き生きとしていて、ロリンズさんのサックスにうっとりし、ベースが心地よく、ドラムの迫力に驚いてます。本当に聴いていてワクワクします。幸せな空間、幸せな時間です(^^)
オリジナル初盤ではありませんが、その片鱗は十分味わえた気がします。
考えてみれば、アンプは真空管でスピーカーはJBLでしかもホーンドライバーですから、Jazzのレコードが鳴らなかったら終わってますよね(笑)
これからJazzにハマりそうです♫(笑)







