ジャクソン・ブラウンさんの次に紹介するのは、やはり縁が深いイーグルスになりますね。
中学生の頃はよくラジオを聴いて、フォークソングや洋楽の新譜をチェックしてました。
受験勉強のふりをして参考書は開いてるだけで、いつものようにラジオを聴いていたら、突然「ジャ〜ン」とカッコいいギターの響きと軽快な曲が流れて来て感動がした事を憶えています。
慌ててアーティストと曲名をノートに書きとめましたね。アメリカLAのバンド、イーグルスのデビューで曲は「テイク・イット・イージー」♫
こうして私のイーグルスのファンになり、いまだにレコードを聴き続けています。個人的には大ヒットした「ホテルカリフォルニア」より、それ以前のアルバムの方が好きです。
ウエストコーストロックの象徴でLAを拠点としたイーグルスですが、面白いことにイーグルスの4人の中にLA出身者はいないのですよね。
バーニー・レドン(vo、g、banjo)
1947年生まれミネソタ州出身
ランディ・マイズナー(vo、b)
1946年生まれネブラスカ州出身
グレン・フライ(vo、g、b)
1948年生まれミシガン州出身
ドン・ヘンリー(vo、ds)
1947年生まれテキサス州出身
デビュー作はアサイラム・レコードで、意外にもロンドン録音なんです。
デヴィッド・ゲフィンのアサイラム・レコードと契約し、グレン・フライとジャクソン・ブラウンの共作による先行シングル「テイク・イット・イージー」が12位にまで上がるヒットとなります。
アルバムもチャートで22位を記録するスマッシュヒットとなり、創設したばかりのアサイラム・レコードとしては嬉しい結果になりました。
※曲の紹介です。
・Side A
1.テイク・イット・イージー (Take It Easy )
何回聴いてもイントロのギターの音はカッコいいです。コーラス・ワークも心地よい。J・ブラウンの同曲より、イーグルスの方がノリがよくて好きです。
2.魔女のささやき (Witchy Woman )
メインヴォーカルはドン・ヘンリー。ブルース風のロックで、ツインギターとランディー・マイズナーの弾くベースがいい味を出してます。
3.チャグ・オール・ナイト (Chug All Night )
これもイントロのギターが印象的な曲です。グレン・フライのメインボーカルに重ねるランディ・マイズナーのボーカルの絶妙でカッコいい。
4.哀しみの我等 (Most of Us Are Sad )
ランディ・マイズナーのメインのボーカルが、以前在籍していたポコを感じされる曲風になっていますね。
5.ナイチンゲールの歌 (Nightingale )
ドン・ヘンリーがボーカルとドラムを兼業する8ビートの独特のノリを感じさせるロックン・ロールです。
・Side B
1.今朝発つ列車 (Train Leaves Here This Morning )
リード・ボーカルがバーニー・レドンです。素晴らしいコーラスを前面に活かすように響くアコースティックギターがいいですね。
2.テイク・ザ・デヴィル (Take the Devil )
アコースティックギターの奥で重く響くドラムで始まる印象的な曲です。どこかブリティッシュ・ロックを感じさせるアレンジがいいです。
3.早起き鳥 (Earlybird )
リード・ボーカルはバーニー・レドンです。バンジョーが印象的で、ハーモーが綺麗でギターが軽快な作りになってます。
4.ピースフル・イージー・フィーリング (Peaceful Easy Feeling )
グレン・フライがボーカルでイーグルスの数多いヒット曲の中でもテイク・イット・イージーと共に外すことの出来ない名曲です。
5.トライイン (Tryin' )
ランディ・マイズナーの作でリード・ボーカルのナンバー。ノリの良いロックに仕上がっています。
私の持っているファーストアルバムは、残念ながら初盤ではありません。初盤はUK盤と同じ白ラベルで、ジャケットがゲイトフォールドになっています。
下部にワーナー・ブラザーズのロゴが入っているので1975年以降のプレスで、西部のアライド・レコードプレス工場のARの文字が記載されています。
アサイラム(Asylum)は後にエンターテインメント業界の成功者となるデヴィット・ゲフィンが設立したレーベル。
70年にはJacksonBrowneとマネジメント契約を結び、1972年1月記すべきアサイラム第一回の新譜「Jackson Browne」が発売される。
4人組のバンドになったイーグルスもゲフィンとの契約を結び、アサイラムよりデビューが決定します。
アサイラムは同年には ジョニ・ミッチェルの「For the Roses」などをリリース。
リンダ・ロンシュタットも1973年に発売された「Don't Cry Now」より移籍しています。
※リンダ・ロンシュタットの自伝の中で、イーグルス誕生の経緯を語っています。
いくつかの偶然が重なりイーグルスが誕生したと。
ツアーのバックバンドのメンバーとして帯同してくれていたグレン・フライとドン・ヘンリーは、お互いの才能に気付き意気投合してバンドを作ることを決意します。
その頃リンダ・ロンシュタットとJD・サウザーは恋仲でした。そしてJD・サウザーとグレン・フライは共同生活を送っていて、彼らの階下に住んでいた人物がジャクソン・ブラウンだったのです。
何とも、凄いメンツが揃っていて驚きますね。その後、JD・サウザーもイーグルスに多数の曲を提供して行きます。
・「テイク・イット・イージー」とジャクソン・ブラウンの関係
当時グレン・フライと同じアパートの階下に住んでいたジャクソン・ブラウンは「テイク・イット・イージー」を作っていたのですが、歌詞がまとまらず困っていたところを、グレン・フライの手助けがあって完成しました。
曲の出来栄えを気に入ったグレンは、ジャクソンに曲を提供してもらい、イーグルスのデビュー・アルバムのオープニング・ナンバーに「テイク・イット・イージー」を収録しました。
全米12位のスマッシュヒットを記録してイーグルスはカントリー系ロック・バンドとして上々のデビューを飾ることがでたのです。
ジャクソンも2枚目のアルバム「For Everyman」でセルフカバーしています。
ジャクソンは本作のA面5曲目のNightingaleという曲も提供しています。
JD・サウザーとイーグルスとの関係は、その後解散まで続きますが、ジャクソンとイーグルスの曲作りは「ならず者」、「On The Border」までで終わっています。
イーグルスの「ファースト」は、いま聴いてもカッコよくて、聴いていてワクワクするのは何ででしょう。
多分、これからも聴き続けると思います♫







