真空管アンプを聴いていてJazzのレコードでは機嫌よく聴いていたのですが、イーグルスやビリー・ジョエルさん等のロックや、山下達郎さん松任谷由実さん等のワイドレンジでサウンドに凝った曲を聴くと低域に不満を感じるようになりました。
メインシステムはマルチアンプで再生しているので、低域用の真空管アンプ であるEL-34シングルだけで聴いてみることにしました。
少しヴォーカルに低音が被っていていますね。そのせいで音の分離、見通しが悪くなっているようです。
出力管であるMullard製EL-34はそのままで、前段TELEFUNKEN製ECC83をMullard製に交換してみたが、低域の量感が増してゆったりと音質になりました。ここは締まった音でキレのあるTELEFUNKENの方が合ってます。
整流管は3ヶ月ぐらい前にMullard製GZ-32 → CV5745(GZ-33)に交換してます。
Mullard製GZ-32の音は重心が低く安定感のある音で、ヴォーカルや楽器の質感や響きは好きなのですが、やや低域の量感が多めで締まった音ではないです。あと音像が少し大きく聴こえますね。
そんなことでJazzやロックを聴いていると物足りなさを感じていましたわけです。
それで低域がタイトでキレのあるCV5745(GZ-33)に替えて聴いていました。
GZ-33 = CV5745で製造元はMullardだと思っていましたが、予備としてヤフオクで購入してあったMullard製GZ-33を見比べてみると下部にあるゲッターリングの構造に違いがあるのを見つけました。
CV5745は丸いリングの形をしていて、Mullard製 GZ-33はDの形というか四角い形をしています。
これは別メーカー製なのか、製造工場が違っていて構造が違うのだろうか?
もしかすると音質に違いがあるかも知れません。取り敢えず球を交換して音質に違いがあるか確認してみることにします。
試聴したのは、低域のチェックの時によく聴く山下達郎さんの「アルチザン」。
一曲目「アトムの子」のドラムの連打では
CV5745では少し腰高で音が重ねる部分があり、音の分離が悪く聴こえます。
Mullard製 GZ-33では重心が下がり、最低域が低くなりました。音の分離がよくなり、アタック音と余韻がベストなタイミングで繰り返されて行きます。
整流管はMullard製 GZ-33で決まりかなと思いました。
しかし、まだ聴いていない整流管がありました。
一応CV378(GZ37) も聴いて見ることにします。
バランス的にはMullard製 GZ-33に近く音の分離もいいと思います。しかし音の出方というか、定位が微妙にズレを感じました。あと達郎さんのヴォーカルの質感にも少し違和感を感じました。
Jazzの演奏ではそんなに気にならなくても、ヴォーカルだと声質がイメージと違うと直ぐに違和感を感じますね。
他に、ジェイムス・テイラーさんやイーグルスを聴きましたが、バランスがよく音の見通しがとてもいいです。アコースティックギターの響きがとても綺麗でした♫
最後にジェニファー・ウォーンズさん「Famous Blue Raincoat」を聴きましたがMullard製 GZ-33が一番合っているようです(^^)








