現在使用しているスピーカーJBLの38cmウーファーの入った箱の下に使っているインシュレーターはTAOC製のスパイクで、その下には御影石を置いています。






音質はご想像のとおりタイトに締まっており、くっきりとクリアな音がしてます。
締まった低音は好きなので、それはそれで気に入っているのですが、スピーカーから音がストレートに出て来過ぎるので、アコースティック系の曲を聴いた時に響きや余韻がもう少し欲しい気がしていました。


そこでレコードプレーヤー、アンプ、オーディオラックに使用して好結果だった金井製作所のスピーカー用複合材スパイク受けベース「 KaNaDe02S su 」を試してみることにしました。

KaNaDe02S su 


計画は先月から立てていたのですが、
カナデのインシュレーターと御影石の相性が良くないので、御影石の上に厚さ30mmのタモ集成材を買い加工したり、スピーカーを持ち上げる為のハンド式ジャッキ等を購入したら資金が無くなったので遅くなっていまいました(^.^;

KaNaDe 02S suの評価を見ると、スパイクを使わない方が良いという意見が多かったので試してみたいと思います。






セッティングが終わったので、早速の音質を確認してみます。

聴いたのはAmazon Musicから Grace Mahyaさん 「イパネマの娘」です。



第一印象は優しい美しい音。

ボーカルや楽器が自然な余韻を残すような感じに聴こえる。
音が前より生っぽく聴こえて、部屋の音響がよくなったような感覚になる。

しかし同時に音の角が少し丸まくなった気がする。エッジの立ったクリアな感じがやや後退してしまいました。
それはJazzやロックを聴くとより強く感じることが出来ます。



しかし適度に締まった低域は雰囲気を壊す程ではありません。前にグイグイ来るような感じは少し後退しましたが、その分定位が横並びから奥域にかけて綺麗に並び音像も大きくはならず等身大に近い感じに収まってます。

いろいろと曲をかけて試聴しているうちに耳が音に馴染んのか、細部の音が良く聴こえるようになって来た。空間の広さが良く再現されているし、楽器の響きと余韻が綺麗になってるのがよく分かります。

交換直後には音が少し寂しく感じましたが、聴いてるうちに今の方が自然で音楽性が高く、聴いていて疲れるようなことはなさそうです。

今度はレコードで荒井由実さんの「ミスリム」を聴きましたが、KaNaDe 02S suの良さが顕著に出ていました。2曲目「瞳を閉じて」では重心が低く安定した低域と、キーボードの音がバランスよく展開されて、曲の盛り上がり部分も硬さを気にすることなく気持ちよく聴けました。

「海を見ていた午後」はしっとりと感じがよく表現されていて、情景が目に浮かびます。



続いて、FLEETWOOD MACで「RUMOURS」です。2曲目「DREAMS」では、強烈なドラム、シンバルのアタック音から始まのですが、いつもはインパクト重視のような感じで聴いてましたが、今日はドラムのリアルな音に驚ろかされました。そして、べースラインが最高過ぎます。本当にカッコいい♫

しかし、この曲の最大の魅力はなんといってもスティービー・ニックスのヴォーカルですね。うっとりします(^^)




ソニー・ロリンズさんで「WAY OUT WEST」です。

ロリンズさんのサックスはストレートに音が飛び出して来るのではなく、吹いてる感じがよりハッキリ感じられるぐらいリアルに聴こえます。本当に歌い上げてるように吹いてます。

一番驚いたのはドラムの音です。スネアの抜けの良さ、乾いた革の音にゾクッとします。そして圧巻のドラムソロが凄すぎます!




キャノンボール・アダレイさん、「サムシン・エルス(Somethin' Else)」です。

マイルス・デイビスさんのミュートの効いたトランペット、キャノンボール・アダレイさんのサックスも凄く良かったのですが、とにかくハンク・ジョーンズさんのピアノの音がとても良くて驚きました。鍵盤を叩く指のタッチが見えるようなリアルな音です。



これはカナデ KaNaDe02S suとタモ集成材の効果が出ていると同時に、新EL34アンプが大きく影響していると思われます。本当に感動的な音質で、Jazzを聴いていてワクワクしながら新たな感動を味わうことができます。

今回の新EL34アンプとカナデ KaNaDe02S suの導入は、一気に目指していた音質に近いところまで音質を押し上げてくれた気がします。