過去のブログで確認したらFIDELIX Pca-25を購入したのが2024年10月らしい。購入当初は頻繁に聴いていたのですが、最近は滅多に繋がなくなっていました。



なぜか最近はフォークソング、ニューミュージックを聴くことが多くなってるのと、洋楽でもRIAAカーブとコロンビアカーブが殆どなので、コロンビアカーブの切り替えスイッチが付いているifi Audioのフォノイコライザー micro iPhono 2があれば用が足りてしまうのです。



イコライザーカーブ(EQカーブ)について簡単に説明しますと

洋楽で1980年以前に録音されたレコードの多くが、レーベルごとに独自のイコライザーカーブを使っていました。

・RIAAカーブ : 
ビートルズ(UK)、ディープ・パープル(UK)、イーグルス、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウン、ジェイム・テイラー他

・コロンビアカーブ : 
マイルス・デイビス、マイケル・ジャクソン、ビリー・ジョエル、ジャニス・ジョプリン、カーラ・ボノフ、ジェイム・テイラー(一部)、サイモン&ガーファンクル他

・NABカーブ : 
レッド・ツェッペリン(US)、ニール・ヤング、スティーリー・ダン、エリック・クラプトン(US)他

・AESカーブ : 
マイルス・デイヴィス(ブルーノート)、アート・ブレイキー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、CCR、

・キャピトルカーブ: 
ビートルズ(US)、リンダ・ロンシュタット(一部)、スティービー・ワンダー他

・MGMカーブ : 
ジョン・コルトレーン(インパルス)、ソニー・ロリンズ(ブルーノート)、
ゲッツ&ジルベルト(Verve)他




フォノ・カーブ・アジャスター FIDELIX Pca-25について説明しておきます。
簡単にいうと、今使っているフォノイコとアンプの間に繋げると、イコライザーカーブを可変出来る便利な装置です。

ありそうで無かった、既存のお気に入りフォノイコライザーへ追加する事で、レコード盤に合わせた各種EQカーブの調整が可能となるアクセサリーなのです!
電源を使用しないパッシブ素子のみで構成したことにより、純度の高い音質を獲得できるというのも利点だと思います。


最初にSTEELYARD DAN「aja」をRIAAカーブで聴いてみた。ダンピングが効いた低域でヴォーカルも少し音像が大きく感じたが、特に大きな違和感を感じなかった。



切り替えスイッチをNABに変えて聴き直してみた。低域の量感が減り、重心が下がりました。ヴォーカルの音像が小さくなりセンターにキッチリと定位してます。

比較してみるとRIAAの音が低域と高域がブーストされたドンシャリ傾向の音質だったことに気付きます。


続けてNABカーブで レッド・ツェッペリン 「レッド・ツェッペリンⅣ」US盤を聴きました。音の傾向はSTEELYARD DAN同様の傾向の音です。「ブラック・ドック」、「ロックン・ロール」ではジミー・ペイジの高い声とジョン・ボーナムの力強いドラム、そしてジミー・ペイジの ハードなリフとダイナミック演奏が炸裂して迫力満点でした。



ここでFIDELIX Pca-25を使ううえでで、気になることが出て来ました。

Pca-25をフォノイコライザーとプリアンプの間に挟むと音量が下がります。家ではボリュームの位置を2〜3目盛り程上げないと行けません。

「レッド・ツェッペリンⅣ」ではボリュームの目盛りが1時ぐらいまで上がりました。その他のレコードでは11時ぐらいの物が多いので、録音レベルが低いのかも知れませんね。




続けてAESカーブで CCR(Creedence Clearwater Revival) で「Bayou Country」です。

オープニング曲の「Bore On The Bayou」からぶっ飛ぶような爆音が炸裂です! ギターのイントロからのジョン・フォガティさんのしゃがれたヴォーカルがグイグイ来ます❢ ♫



どの曲も生き生きしていてガッツな演奏ですが、圧巻はB面ですね。
1曲目「GOOD GOLLY MISS MOLLY」は、リトル・リチャードさんの曲でロックンロールの代表曲ですが、CCRの演奏の方が迫力があって好きです。

2曲目「PENTHOUSE PAUPER」はコテコテのブルースで、ギターがめっちゃカッコいいです。痺れます(^^)

3曲目「PROUD MARY」は皆さんご存知の名曲なので説明不要ですね。CCRのこれからの路線を決定付けた曲だと思います。



今度はビートルズ「LET IT BE」US盤を聴きたいと思うのですが、このレコードのイコライザーカーブはキャピトルカーブです。

FIDELIX Pca-25にはキャピトルカーブの切り替えがありません。そこでカーブ特性が近いAESカーブで試聴したいと思います。



このレコードはUKオリジナル盤(RIAAカーブ)を買ってからは殆ど聴かなくなっていたので久々の再生になりまます。

RIAAカーブだと元気が無く、ベールを1枚被ったような音だったのが、霧が晴れたように音が鮮明になりキレのあるギターが響き生き生きしたサウンドになります。この違いは大きいですね。Pca-25の効果がしっかりと感じられます。タイトル曲「LET IT BE」ではポールのピアノとヴォーカルに感動しました。
「LET IT BE」US盤は、UKオリジナル盤に比べて元気で迫力がある感じですね。


今日はFIDELIX Pca-25のお陰で、最近聴いていなかったレコードを堪能出来ました。特にCCRの爆音には改めて驚かされました。恐ろしく音が良かったです。ヴォーカルもギター、ベース、ドラムどれをとっても生き生きしていてリアルに聴こえました。

こんなに感動出来るのなら、これからは頻繁に繋いで聴きたいと思いました(^^)