今年は5月末に体調不良のため会社を退職して、現在療養中です。

今年の始めに断捨離をして、これから使う予定のない真空管やトランス、カートリッジ等をヤフオクに出品してました。

落札されたお金で、これから必要な予備の真空管などを揃えたり、欲しかったオリジナル盤のレコードを買ったりしました。

ヤフオクで落札された金額が思った価格を大きく上回ったことで、当初考えてもいなかった真空管アンプ製作という断捨離とは矛盾する行為が自分の中で大きくなっていきました。

仕事を辞めたので時間だけはたくさんあります。そんな事もあり、大きく膨らんだ思いを止めることが出来ずに、とうとうアンプ製作の計画を開始しました。

目標は過去最高の音質のEL-34/KT-88アンプの製作です。

現在使用している高域用アンプ WE-349aシングルが高音質で気に入ってるので、その出力トランスメーカーであるアンディスクオーディオさんの大型のファインメットコアを使用した型番 FT-20SⅡに決定。





3月中旬に出力トランス FT-20SⅡと、チョークコイル FC-12H200をアンディスクオーディオさんに発注。納期は3ヶ月で6月には届く予定。

その間にシャーシを始め他の部品を集めていました。中でも出力トランスの次に音質に大きな影響を与える、カップリングコンデサー等のフイルムコンデンサーをムンドルフに決めていたのですが、これも受注生産で納期が3ヶ月でした。

6月の中旬にムンドルフのフイルムコンデンサーは届きましたが、アンディスクオーディオさんのファインメットコアのトランスが届きません。

6月末まで待ちましたが届かなかったのでメールで確認しましたが返答がありません。

ホームページを確認してみたら、なんと臨時休業中とありました。

そして「お振込いただいたにもかかわらず、商品が未着のお客様は、お手数ではございますがご連絡下さい」とあったので電話で確認することに。

電話には奥さまが出られ臨時休業の内容が分かりました。3月の末頃に脳溢血で倒れ、手術は成功したのですが意識が戻ることがないまま今に至ってるそうです。

店を再開する予定が立たないので、発注したトランス類はキャンセルになりました。残念ではありますが仕方ありません。

生涯最後の真空管アンプ製作はアンディスクオーディオさんのトランスをメインで考えていたので、取り敢えずアンプ製作は白紙にして改めて検討し直すことにしました。

アンディスクオーディオさんの店主が無事に意識を回復して、もう一度店を再開できることを願うばかりです。