昨日は、午前中は墓参りと買い物に行っていたので、アンプ作りは午後から3時間ほどハンダ付けをして部品をつけ終わりました。

ざっと確認後、電圧チェックをするのですが、この電源スイッチを入れる瞬間は何度やっても緊張します。

変な音がしたり、煙が出たら直ぐ電源が切れるようにスィッチに指を掛けての確認になります。

異状が見られなかったので、+B電源、プレート電圧等をテスターでチェックして行きます。



真空管は前段ECC83がシーメンス、出力管はロシア製6L6GTです。

普段は整流管を使っているので、ダイオード整流だと加減がイマイチ分からないため低めの設定で始めました。

予想通りに電圧が低めだったので、電源トランスの240Vを280Vに変更して、抵抗を調整して適正値に寄せて行きます。

大体予想していた電圧に収まったので、一度音出し確認することにしました。





スピーカーはALTEC 409-8Eでやりました。
ハム音は無く大丈夫です。試聴はレコードで ソニー・クラーク「Cool Struttin'」です。

無事、音が出ました。なかなかいい感じです。





曲を聴きながら電圧を記入した回路図を見ていたら、出力管のプレート電圧が285Vで、カソード電圧が23Vなので、いつもなら問題ない値なのですが、今回の電源トランスに流せる電流が100mAの制約があります。

23V ÷ 470Ω = 約49mA

出力管2本で約100mA、限度一杯です。
ここで夕食の時間となり、続きは翌日に持ち越し。


本日、平滑回路の電圧調整からスタート。
DALE 250Ω(10W)→ 470Ωに変更。

プレート電圧 → 280V
カソード電圧 → 22V(約47mA)

まだ少し高いので再度調整です。




丁度よい値の抵抗が無かったので1.5kΩをパラにして750Ωで試してみました。

プレート電圧 → 265V
カソード電圧 → 19〜20V(約42mA)

これなら同系統の球差し替えても問題なさしうです。


さて、問題は電流的に6AR6/6384が差し替えて使えるかです。
変換アダプターを使って電圧をテスターで確認したら、約28Vぐらいと流れていたので直ぐに電源を切りました(^.^;



このアンプは6AR6/6384は電流的に無理なので6L6系、EL34限定にします。


さて、音質確認の前にハムノイズの確認ですが、スピーカーの耳を近づけても殆ど聞こえないので大丈夫そうです。



今度はスピーカーをJBL 4312XPに繋ぎかえます。

試聴はレコードで 昨日と同様で、ソニー・クラーク「Cool Struttin'」です。

ジャケット、レコード共に綺麗なので多分再発盤だと思われます。

音質的には十分満足行くレベルなので一安心しました。


ここからは真空管を何種類か差し替えて、球のマッチングをして行きます。

試聴は荒井由実さん「14番目の月」を聴きました。



出力管は
ロシア製6L6GT、エレクトロ-ハーモネックス 6L6EHですが、6L6EHの方が解像度があり重心が低くバランスが良かったで、出力管は6L6EHで決定です。





ドライバー管は
シーメンス(OEM品)、テレフンケン(ダイヤマーク無し)、ゴールデンドラゴンを比較。

テレフンケンはメリハリがあり音が前に出てくるのですが、硬質で高域が少し粗く感じました。

ゴールデンドラゴンは逆にバランスが良いのですが、大人し過ぎて活気が足りない気がしました。

シーメンスはバランスが取れてヴォーカルも違和感なく、楽器の質感や響きも良かったのでこれに決定。

左側からシーメンス、テレフンケン、ゴールデンドラゴン


暫くはエレクトロ-ハーモネックス 6L6EHとシーメンスECC83の組み合わせで聴きたいと思います。