正月休みで1日だけゆっくりできる今日は、午前中に奥さんと神社にお参りをして、午後はレコードを聴いています。
年末に自分へのお年玉として何か1枚レコードを買いたいと思いヤフオクを眺めていたら「ブルーノート USモノラル RVG刻印 Sonny Rollins / A Night At The Village Vanguard BLP-1581 即決」の出品を見つけました。
価格も相場より安く、目立った傷もないとあったので勢いで落札してしちゃいました。
落札してから、RVG刻印とあるのでそこそこ古いレコードであることは間違いないと思うのですが、一体何年の発売なのだろうか気になり調べて見ることに。
分かったことは1957年の初盤のセンターラベルには「47 WEST 63rd」の表記があり、DG/深溝、RVG刻印、耳マークがあるようです。
今回落札したレコードを見ると
・47 WEST 63rd → Liberty Record
・DG/深溝 → 無し
・RVG刻印 → あり
・耳マーク → 無し
1966年発売のLiberty盤だということが分かりました。
※検索の結果は(AI検索の記事を載せます)
1966年発売のLiberty盤は、ブルーノートがリバティ・レコードに買収された後に製造された再発盤(セカンド・プレス)と考えられます。
・オリジナル盤について
Blue Noteのオリジナル盤(特にモノラル盤のBLP 1581)や初期のステレオ盤(BST 1581、BST81581)には、しばしば「RVG」や「VAN GELDER」の刻印、そして「EAR」(耳)と呼ばれる刻印がデッドワックス(レコードの音溝がない部分)に確認されます。これらはオリジナル盤や初期プレスの重要な特徴です。
・再発盤: 後の時代(特にLiberty期以降の70年代など)の再発ステレオ盤(BST 81581)には、これらの刻印がない場合があります。
・音質: ルディ・ヴァン・ゲルダー自身がカッティングした盤(RVG刻印あり)は、その独特の音質からジャズレコードのコレクターやオーディオ愛好家によって非常に高く評価されています。
どちらにしても古い録音のレコードであることに間違いはなく、目立った傷もない状態の物が入手出来たことはラッキーだと思います。
さて、肝心な音質が気になるのですが、ここでいつもの疑問にぶつかります。Blue Note / Liberty盤のイコライザーカーブはどれなのか?
調べてみたら
Blue Note → AESカーブ(〜1970年半ばまで)
Liberty → 殆どは RIAAカーブであるが、古い物にはAESカーブ もあるようです(^.^;
取り敢えずFidelix社 フォノカーブ・アジャスター PCA-25に繋いで、AESカーブとRIAAカーブで試してみましょう。
カートリッジはモノラルなのでAUDIO CRAFT AC-03 monoで試聴します。これは25年ぐらい前に知人からいただいたカートリッジです。
出力電圧 : 0.35mV
内部インピーダンス : 3Ω
適正針圧 : 2.5±0.2g
普段はシェルターModel901を使っているのですが、内部インピーダンスが14Ωなので、フォノイコライザー iPhono2の負荷抵抗値は250Ωに設定してます。
250Ωのままで聴くと少し高域寄りのバランスになり、低域が軽く腰高に聴こえました。
負荷抵抗値を100Ωと75Ωにして聴きましたが、75Ωの方がバランスが取れていて低域の力強さを感じることが出来ました。
以前、『A Night At The "Village Vanguard"』は Amazon Musicで聴いたことがありましたが、なぜJazzのライブレコードの名盤といわれているのか分かりませんでした。
しかし今回買ったレコードを再生した途端、鮮度が高く迫力のあるライブの演奏がスピーカーから飛んで来ました。
最初のアナウンスの声、拍手のリアルなことに驚きました。いきなりロリンズさんのクリアで鮮度の高いサックスが炸裂して圧倒されます。太くてリズミカルに歌い上げてきます。また2曲目ではベースの音が素晴らしく、弦の弾む音と胴鳴りの響きが本当に生っぽく聴こえます。
「チュニジアの夜」の長いドラムソロは圧巻で、スネアの「パン、タン!」、ハイハットの「チッチッ、シャンシャン!」、バスドラムの「ドン、ドスン!」の音が生々しくて聴き惚れてしまいました。
いやー、名盤って凄い演奏と録音が同時に実現した時に生まれるんだと知ることが出来ました。本当に凄いライブ盤だと思いました。
初盤ではありませんでしたが、セカンドプレスでもRVG刻印のあるレコードは高音質なんだと分かりました。
暫くはレコードを聴けそうもないので、RVG刻印のあるレコードを物色してモチベーションを保ちたいと思ってます(^.^;





