iDefender+は、グランドループを遮断し、ハム/バズノイズを根絶して、シンプルで効果的なソリューションを提供するものです。
ネットでのレビューの評価がとても高いのと、価格が比較的手頃だったので試してみたくなりました。
まずはメインシステムのパソコンのUSB出力端子に取り付けて音質を確認したいと思います。
現システムではパソコンからのUSB出力はDDCに繋いでいます。DDC自体にアイソレート機能があるので効果は少ないかも知れません。
idefender+ a aは外部から5Vを供給して、AmazonMusicからニッキー パレットさんで「The Look Of Love」で視聴します。
結果はidefender+ a aを付けると、確かに角が取れて聴きやすくなった気もしますが、全体に薄いベールが掛かったような感じに聴こえます。
感覚としては、昔エアーチェック時にドルビーやdbx等のノイズリダクションシステムを使った音に似てます。
確かにノイズは減るのですが、それ以上に鮮度が落ち情報の欠損が気になった時と同じような感じですね。
この試聴ではidefender+ a aを付けない方が、鮮度が良く伸びやかでキレがあります。低域に関しては重心が低く、ダンピングきいた力強さが印象的でした。
結果としては、GUSTARD DDC-U18のみの方が音質の良いです。同じ機能が重なったことで、音質が悪くなった可能性もありますね。
・今度は、ノートパソコンに接続してテストしてみたいと思います。
ノートパソコンにidefender+ a aを取り付けたUSBケーブルを接続して、BDドライブ PIONEER「BDR-X13JBK」にてCDのリッピングをします。
その後、USBケーブル直で録音したソースとの音質の比較をしてみたいと思います。
CDソフトはダイアナ•クラールさん「WALLFLOWER」と、山崎まさよしさん「COVER ALL YO!」です。
これは評価の公正を期すために、奥さんにもブラインドでの試聴して貰う狙いがあるため、ここは奥さんの好みに合わせました。
試聴して感じたのは、音の角が取れて聴きやすくなりバランス良く聴こえるよになった気がします。しかし音の鮮度が落ちて迫力が無くなりました。
音の広がり限定されて、空間が狭く感じます。結果スケールが小さくなった感じがします。ギターやピアノの伸びが弱く、低域は重心が腰高で安定感がありません。
さて、奥さんを呼んでブラインドテスト的に試聴して貰いました。
最初にidefender+ a aで録音した曲、続けてUSBケーブル直での録音した曲を聴いてもらいました。
まずは、idefender+ a a録音した方から「COVER ALL YO!」の一曲目「EnglishMan In New York」です。
イントロのストリングスの部分で、奥さんの第一声が「何か、怖い音というか不自然な感じがする」でした。奥さんの独特の表現です。
その後も交互に同じ曲を聴いてもらって感想を聞きました。
・idefender+ a a録音の音の感想は、「演奏が抑制されてるような感じで、生き生きした音に聴こえない」「音が揺れてるようで、ちょっち気持ち悪い」でした。
・USBケーブル直での録音は、「開放感があるというか、音が伸び伸びしている。空間を漂う空気感が自然な感じがしていい」です。
奥さんの感想は、私と違って表現が面白いです(^^)
ブラインドでの試聴の結果は、私と同じでUSBケーブル直での録音の方が音質が自然な感じで良かったです。
結果は、あくまで我が家のシステムでの試聴結果であり、機器やケーブル等との相性の問題があるかもしれません。
もう少しテストしてから、どうするか決めたいと思います。