USBケーブル、RCAケーブル及び電源ケーブル等が新しくなり、音質が向上したのでCDのリッピングをやり直すことにしました。
BDドライブは、PIONEER「BDR-X13JBK」で、リッピングソフトは dBpowerampです。
リッピング後の試聴したのは、山崎まさよしさんの「COVER ALL YO!」です。
これは奥さんのリクエストで、一緒に聴きたいというので、視聴後に感想を聞くことにしました。
まずは以前リッピングしてSSDに録音している方を聴いてから、新録音を聴くことにします。
旧録音を聴いた時点では聞き慣れた音だなーと思ってましたが、新録音は全然違いました。
1曲目「Englishman In New York」は、出だしのストリングスの音色と広がりが大きく違います。その後のギターの響きもいいですし、ヴォーカルの質感も素晴らしいです。
「Superstition」は、イントロのギターのキレが凄く良くて、ノリノリで聴けました。
「Your Song」と「Daydream Believer」は、ヴォーカルの良さが際立ってて曲の世界に引き込まれます。
「All My Loving」は、イントロのパーカッションがリアルな音で、セパレーションの良さも感じました。
奥さんも機嫌よく聴いてまして、リビングでAmazonMusicを聴いているのとは次元が違ってると言い、目を丸くして喜んでおりました(^^)
続いてのリクエストが、中島みゆきさん「愛していると云ってくれ」です。
「元気ですか」の語りは生々しく、楽譜をめくる音にドキッとしました。
語りの終わりから〜「怜子」の出だしのインパクトが凄くて、奥さんと思わず目を合わせてうなずいてしまいました(笑)
「海鳴り」「化粧」では、みゆきさんの声と表現力の凄さに圧倒されました。ラストの泣き声とギターの泣きと響きが圧倒的で、二人共目に涙が浮かんでました。
「ミルク32」は、語るように歌うみゆきさんの世界が目に浮かび上がります。
「おまえの家」は、出だしの雨と雷、そして雨だれの音がリアルでした。情景が浮かぶ歌う方もいいですが、バックコーラスがとても良かったです。
「世情」は、男性コーラスがだんだん迫って来る迫力と、太く低い声で歌い出すみゆきさんの対比が圧巻でした。
・聴き終えた感想
旧録音の音も普通に良い音だと思ってましたが、新録音を聴くと音質の違いがハッキリと分かってしまいます。
全体に解像度があり、空間が広く感じます。音の見通しがよく細部まで聴こえるのに、けして硬質になってないのが凄いと感じました。
これはUSBケーブルが新しくなったのが大きく影響してると思いますが、再生時のRCAケーブルや電源ケーブル等の影響も大きいと感じます。
奥さんの感想は、リビングとは次元が違うので比較にならないと言いながら、「生の音は分からないけど、録音された時の音は、多分こうだったんだろうなって感じがする」と言ってました。
電源ケーブルを交換した直後にも聴きに来たことがありましたが、その時は「高低のバランスが良くない。音が硬くて尖ってる」とか、「楽器の音色が違う気がする、余韻が付き過ぎてる」など感想を言ってくれるので、いいヒントになることが多いです。
私の駄耳と違って、絶対音感の持ってる奥さんの意見は参考になります。
今回は、点数を付けるなら90点と言って貰えたので嬉しいです。レコードの時には、100点を貰えるように頑張ります(笑)