現在使用しているEpisode3も高音質で不満なく聴いているのでが、DOCONOさんのブログ等で高評価なので気になっていました。

JBL 2450Hのダイヤフラム交換などで、少々購入が遅くなりましたが、やっと聴くことができます。




RCAケーブルの新作ML-RHが予想以上の音質で驚いたので期待したいところですが、今回はデジタル信号ケーブルなので、RCAケーブル程の変化があるのか気になるところです。



価格はEpisode3と変らないのですが、コネクタ部分がしっかりとした物になってます。



上がEpisode3、下がEpisode 5


3日間エージングした時点での試聴になります。聴いたのはAmazonMusicで、音質が良いのでよく聞いている Halie Lorenさんの「THEY OUGHTA WRITE A SONG」





いきなりピアノの音、響きが違います。ヴォーカルの質感がグッと良くなりました。音像も小さく、定位もいいですね。

空間が広く感じますし、ピアノの余韻が綺麗に消えて行きます。



最も感心したのは、その後に聴いたRock系の低音楽器のリアリティです。特にディープ・パープルのライブアルバム「Made in Japan」が鮮明に聴けたのが驚きです。ただ曲によっては高域が少し硬質に感じる時がありましたが、これはエージング不足によるもので問題ないと感じました。それと数日前に交換したコンセントのエージング不足も影響してるかも知れません。



私は趣味でベースを少々弾いている関係で、無意識のうちにベース音を追いかけてしまうのですが、驚いたことに殆どの曲で見失うことなくトレースすることができました。


今まで気づかなかった深部の音が聴こえるようになり、複数の音の中に埋もれていた楽器が見えるようになったのは嬉しいことです。



Episode 5は情報の欠落が少ないのでしょう。情報量が明らかに増えたように聴こえます。これはRCAケーブルのML-RHを聴いた時と同じ印象で、各楽器の鳴り方がより立体的でリアルに感じます。



「BJ ELECTRIC社のUSBケーブルはシグナル線と電源線を完全に分離する構造を採用しております。」と説明がありますが、その構造が大きく貢献していると思います。



旧型Episode-3も情報の欠落が少なく、固有の色付け(クセ)が無くて凄いケーブルだと思っていましたが、Episode 5はそれを遥かに上回っています。


面白いのは、色付けが少なく個性が無いのに、聴くとBJ ELECTRICの音質なのだと分かることです。Episode-3の音質を受け継いだまま進化してるということなんですね。


価格が36,850 円(1m)と、けして安いとは言えませんが、コスパがとても高いUSBケーブルだと思います。

もしUSBケーブルで迷っている人がいたなら、聴いてみる価値は大いにあると思います。



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刺激的な音がしないのでしょう。しまたろうちゃんが膝の上に乗ってのんびりしてます。