以前から気になっていた金田式チャンネルフィルター(チャンネルデバイダー)の部品の見直しをすることにしました。


抵抗とコンデンサしかないシンプルな構成になっているので、パーツの性能が直接音に影響する回路だと思います。

抵抗をDALE  NS-5B → Vishay  Z201に交換することにしたのですが、Z201の価格に驚きました。
NS-5Bが500円代で高価だと思ったのですが、Z201はその約8倍の4000円近くしました。4本で15,000円超えです(T_T)

今まで使っていたDALE  NS-5Bに比べて、Z201はとても小さいので、今回はラグ端子ではなく基板を使用することにします。

コンデンサはMUDORF、Jantzen等のオイルコンデンサなどを検討したのですが、0.033μFという値では希望する物は有りませんでした。
コンデンサについては、今まで使用していたDynamiCapで対応することにします。




・取り付け直後の音質

音楽が流れて直ぐに、情報量の多さが分かります。全体に硬質でタイトな音で、低域は締まってキレがあります。
ヴォーカルがいつもと違った質感に聴こえ、実際の年齢より少し若く感じました。

Z201はエージング時間が100時間以上必要だといわれているので、気長に経緯を見守りたいと思います。

10時間を超えた時点では硬さは取れたのですが、今度は中〜高域の抜けが悪くなり不安になりました。

50時間を超えた頃からは、解像度も増えて空間が広く感じられるようになりました。中〜高域の抜けの悪さも解消されて、見通しが良くキレのある音になりました。一安心です。

これからエージングが進むにつれて、どのぐらい進化するのか楽しみです(^^)