真空管の在庫をみたら6J5G、GTが6種類ありました。
我が家のメインシステムの2台とリビングのアンプの3台にムラードの6J5Gを使用中(6本)です。

先日作ったKT−66三極結合の前段をRCA5691→6J5Gに回路変更してテストします。

評価は10点満点でしたいと思います。あくまでも自作KT−66及び我が家のシステムでの試聴なので、環境によって評価は変わります。

DACは旭化成AK4495、スピーカーはJBL4312XPで行いました。


左からロシア製、シルバニア製、フィリップス製。


左からMOV製、GEC製、ムラード製。

1、ロシア製6J5GT/6C2C  △5.0
  レンジは広く感じないが高低のバランスは良い。解像度も多くはないが、ヴォーカルを中心に無難な再生をしている。音の見通しは少し悪く感じます。

2、シルバニア製6J5GT/VT−94D  △7.5
  ロシア製に比べてレンジが広くなり、音の重心が下がり低域の力強さが増した。高域も伸びている。ヴォーカルや楽器の質感も悪くありません。中域の情報量も多くなり、音の見通しも良いです。

3、フィリップス製6J5WGT  ○9.0
  レンジ、解像度共にシルバニア製より良いです。重心も低く、ヴォーカル等の質感も良いです。中域の情報量も多く音の見通しも良好です。予想以上の高音質で、驚きました。

4、MOV製6J5G  △7.0
  形とガラスがスモークでKT−66と見た目のバランスがとれてるので期待して聴いてみます。レンジはロシア製とシルバニア製の中間ぐらい。解像度はシルバニア製と同等だが、音の見通しが少し悪く感じる。ヴォーカル等の質感は悪くはないで、ちょっと残念な感じ(^_^;)


MOV製をテスト中です。

5、GEC製6J5GT/L63  △7.5
  KT−66と同じメーカーなので期待大です。レンジはシルバニア製とフィリップス製の中間ぐらい、解像度もありヴォーカル等の質感も良いです。中域の情報量もあるが、フィリップス製に比べて音の見通しが少し悪く、付帯音が若干気になった。

6、ムラード製6J5G  ○10.0
いつ聴いても安心出来る納得の音質です。レンジも広く、解像度も文句なしです。音の重心も低く、ヴォーカル等の質感や表現力などとても良いです。中域の情報量も多く、音の見通しや分離も良好です。


総評:予想通りムラード製の音質が際立ってました。フィリップス製が想像以上の音質だったのは、ちょっとした収穫ですね。
逆にGEC製とMOV製が少し残念に感じました。
しかしメイン管や整流管を替えたりカップリグコンデンサを交換したら、今回合わなかった球が高評価になる可能性もあるので次回に期待してます。