十人十色な子どもたちと接している中での
日常を文章にしていきたいと思っています。
授業で問題の解説が終わった後に、
解説のホワイトボードをじっと見て動かない子がいました。
他の子は次の問題にとりかかっているけれども、
10分経っても、15分経っても、じっと見ています。
「何か分からないところがある?」
と声を掛けると、
おずおずと、ひとつ質問を口にします。
それに答えると、
ではここはなぜこうなっているのか?
ここはどうなのか?
と順を追って2,3個、質問が出てきました。
その子は、声をかけるまでの間、
解説を見て、ずっと考えていたのですね。
この、自分で考える時間というのを、
寺子屋アテネではすごく大切にしているので、
その子が真剣に考えているようだったら、
15分~20分くらいは、声を掛けません。
見る人によっては
じっとホワイトボードを見続けるその子の時間は、
「進まない時間」なのかもしれません。
でも、その進まない時間の中にも、大切な学びはあると思うのです。
自分の中で納得がいかないと、前に進めない子。
小学生のゆったりとした時間の流れの中で、
とことんその性質を使う経験をしてほしい、と思っています。
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三重県桑名市で79年の歴史をもつ老舗の塾です。
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