文章を書く他の仕事がバタついていて、
勉強企画はしばらく進められそうにないので、
小学生の数学の授業で話したことを綴りたいと思います。
最近の子は、間違えることを怖がる子が多いです。
答えが合っているのに、多分間違っている……と思って、
と授業で発言が出来なくなっている印象です。
私が受け持っている小学生の数学では、
今週、こんな話をしました。
「世界中のどこを探しても、産まれてから今まで間違えなかった人間は一人もいない」
どんなに天才と呼ばれる人でも、どんなに有名な人でも、絶対に間違えます。
それは、学校の勉強だけでなく、友人との接し方でもあり、自分の発言でもあり、
仕事でのミスでもあり、家族とのコミュニケーションでもあり。
毎日、色んなことを人は間違えます。
しかも、人は同じ間違いを繰り返しがちです。
1回の間違いを反省しただけで、ばしっと完璧に直る人間は、
この世にはいないでしょう。
何度も何度も同じ間違いを繰り返して、
時にはなぜ自分はこんなにダメなんだろうと泣きそうになりながらも、
成長していくものなんだと思います。
それは、子どもの時だけでなく、大人になっても、お年寄りになっても、一生続くのでしょう。
完璧さ、例えば100点満点を追い求めることは、
その子のやる気の源になるならいいですが、
その子を逆に苦しめているのなら、
手放した方が良い考え方だと思います。
間違いを怖がらない。
間違いを悪としない。
不完全さを許容する。
許容したうえで、各々が前向きにその課題に向き合っていく。
それは、自分にも、家族にも、他人にも言えることだと思います。
人間は、
言ったことを守れなかったりするし、
目標を立てても達成できなかったりするし、
自分を認めて欲しいと大きなことを言ったりするし、
気分によって人に対する接し方の波があったりもします。
勉強で言うと、
パフォーマンスが安定しなかったり、
勉強に身が入らなかったり、
同じ間違いがなかなか直らなかったりもします。
人間は間違える生き物ですが、
「間違えない人間なんていないんだから、間違えたままでもいいや!」
と開き直るのではなく、
「間違いや自分の癖を直すのは苦労するし、時間がかかるし、なかなか直らないもの」
と覚悟をして、取り組んでいくことが大切です。
不完全でも、うまくいかなかくても、不器用でも、
「できなかった、失敗した。そこで諦めずに、ではもっと良くなるためにはどうしたらいいか?
を考えて、今の自分から成長していこう」
「間違いや過ちを自分はどうしたら直せるか?と今の自分を受け入れて、向き合おう」
前向きに、希望を持って課題に取り組んでいくことが大切だ、というお話を、させていただきました。
そして、人生で恐らく一番楽しいのは、「成長している」という実感なんだからね、という話もしました。
この話はまた次回。
素敵な一日をお過ごしください。
<塾講師の信頼関係を築くための試行錯誤コミュニケーション>
大切なのは子どものとの信頼関係だ……!と最近特に感じている小学生の数学塾講師Mは、
自分の受け持っている授業で「お話をする」時間を取るチャレンジを新たに始めました。
当企画では、そこでのお話を、ご紹介できたらと思います。
