~知的好奇心を満たして勉強を楽しむ~
勉強の面白さが分からないと思っている子は、
お子さんの中には意外と多いです。
別に嫌いではないけれども、好きでもない。
義務感で勉強を行っている。
私も高校数学の企画を始めてみて、
正直勉強に面倒くささを感じはしますが、
始めてみると、楽しいものだと毎回思います。
「ゲームの方が楽しい。」という子がいます。
ゲームの楽しさと勉強の楽しさは
共通する部分が多くあると思います。
どんどん自分ができるようになっていく達成感、
より強くなることを目指して地道に経験値を積み重ねること。
ゲームを楽しめるのであれば、
勉強も楽しめるのではないかと思います。
さらに、勉強には知的好奇心が満たされるという
英語でいう「interesting」「intreguing」な面白さがあります。
既に証明された世の中の法則を理解する面白さ。
歴史の出来事とその出来事の経緯と意図を知る興味深さ。
新しい言葉を知り、自分の表現の幅が広がった時のうれしさ。
知的好奇心には「新しいものを広く知りたい」「わからないものを深く理解したい」という2種類のパターンがあるそうです。
興味を持った教科を深める面白さ。
色んな教科を学ぶ楽しさ。
せっかくなら両方の楽しさを味わってほしいと思います。
私は中学校の頃、副教科では
家庭科が好きで、
特に家庭科の資料集を眺めるのが好きでした。
栄養素や旬の野菜、料理法などが載っていて楽しかった記憶があります。
別に問題集や特別な教材を買わなくても、
知的好奇心を満たし、
勉強の面白さを感じるには、
学校の教科書や資料集でも十分に
味わえることだと思います。
子どもの頃の学校の教科書、取っておけばよかった、というのが後悔のひとつです。
勉強は面倒だけれども
楽しいし、
できるようになってくると、
大きな喜びを与えてくれるものだと思っています。
苦手な教科についても、
がんばってできるようになる喜びはひとしおです。
子どもは勉強が本業、と言われるくらい
勉強に長い時間向き合っていかねばなりません。
子どもの生活の中で長い時間を占める学業だからこそ、
面白味を感じて自分の意志で
勉強をしてほしいと願っています。
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<塾広報Mプロフィール>
広報兼寺子屋アテネ小学生の数学の授業の講師。
(小学生でなぜ算数ではなく「数学」と言っているのか、という経
中学の個別指導・グループ指導の補佐も行う。
桑名高校出身。中京大学文学部言語表現学科卒業。
寺子屋アテネに小学生から中学生まで通う。
中学までは勉強はそこそこ得意だったものの、
高校では遊び惚けていて勉強をほとんどしていなかったため、高校
<企画 経緯>
大学受験にコンプレックスがある塾広報Mが、常々勉強し直したい
高校数学をやり直そう、という企画です。
使うものは学校の教科書。(数研の「数学」シリーズ)
(学校の教科書が勉強の基本です。なぜ学校の教科書が大切なのか?は⑤~なぜ「学校の教科書」で勉強するのか~をご覧ください。)
<目標>
2年間で高校3年分の数学の基礎を学ぶ
(2024年4月21日~2026年5月ゴールデンウィーク明けまでが目標)
<寺子屋アテネとは?>
寺子屋アテネは、桑名で75年以上続く老舗の塾です。
小学生を中心に、長年の実績に基づいた独自のカリキュラムで行っており、
小2~小6の文章を正確に読み取る力と語彙力、自分の考えを適切な言葉で伝える力をつける「読書」
小4~小6の良問をじっくり時間をかけて考え論理的思考を養う「数学」があり