「きちんとテストの振り返りをする」を具体的に説明をすると。 | 塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

三重県桑名市で75年以上続く老舗の塾(個人塾)です。
小学生を中心に授業を行っています。
読書では、読書に親しみ読解力と書く力をつけること。
数学では、難問を整理して、明瞭化する思考力、公式の成り立ちを根拠から理解することを目指しています。

 

「きちんとテストの振り返りをしなさい」

小学生でも大切なことですが、

特に中学・高校になると先生からよく言われる言葉だと思います。

 

「きちんと」「テストの振り返りをする」って具体的にはどういうことか?

抽象度が高くて分からない方も多いのではないでしょうか。

 

この振り返り、に関しては、色んな方法があると思いますが、

一例……寺子屋アテネでいわゆる「良くできる子たち」が実際にやっている

テストの振り返りの仕方を紹介します。

 

①まず、間違い方を確認し、分からないところは、間違えた箇所が「教科書」「プリント」「板書ノート」のどこから出題されたか?を確認する。

 

②その分野で分からないところを、「教科書」「プリント」「板書ノート」を使って理解しなおし、

分からないところは先生に聞く。

暗記で間違っていたところは、その周辺の範囲を暗記し直す。

 

③理解が終わったら、間違えた問題を、答えを見ずにもう一度自分で解いてみる。

→合っていたら見直し完了。

→間違っていたらもう一度「教科書」「プリント」「板書ノート」「先生に聞く」などして、

再度理解しなおす。

 

もちろんこれは一例で、

皆少しずつ見直しの方法が違いますが、

どんな子にも共通しているのは、

「どこから出題されたか?」を確認すること。

 

さらに踏み込んで見直しをしている子は、

間違えた単元の見直しをおさらいすることをやっています。

 

たった1問間違えただけでも、

その分野で理解が浅かったり、暗記漏れしているところがあるので、

出題された分野をざっと見直す。

 

どこから出されたか?を確認すると、

次のテストもこういうところから出題されるんだ、と傾向が分かって、

回を重ねるごとに、テストの傾向がつかめてきます。

テストに出されるところは、いわゆる勉強で大切なところですから、

勉強をする上で大切な箇所の検討をつけることにも役立ちます。

そのような理由もあって、「間違えた問題がどこから出題されたか?」を確認するのはおすすめです。