「きちんとテストの振り返りをしなさい」
小学生でも大切なことですが、
特に中学・高校になると先生からよく言われる言葉だと思います。
「きちんと」「テストの振り返りをする」って具体的にはどういうことか?
抽象度が高くて分からない方も多いのではないでしょうか。
この振り返り、に関しては、色んな方法があると思いますが、
一例……寺子屋アテネでいわゆる「良くできる子たち」が実際にやっている
テストの振り返りの仕方を紹介します。
①まず、間違い方を確認し、分からないところは、間違えた箇所が「教科書」「プリント」「板書ノート」のどこから出題されたか?を確認する。
②その分野で分からないところを、「教科書」「プリント」「板書ノート」を使って理解しなおし、
分からないところは先生に聞く。
暗記で間違っていたところは、その周辺の範囲を暗記し直す。
③理解が終わったら、間違えた問題を、答えを見ずにもう一度自分で解いてみる。
→合っていたら見直し完了。
→間違っていたらもう一度「教科書」「プリント」「板書ノート」「先生に聞く」などして、
再度理解しなおす。
もちろんこれは一例で、
皆少しずつ見直しの方法が違いますが、
どんな子にも共通しているのは、
「どこから出題されたか?」を確認すること。
さらに踏み込んで見直しをしている子は、
間違えた単元の見直しをおさらいすることをやっています。
たった1問間違えただけでも、
その分野で理解が浅かったり、暗記漏れしているところがあるので、
出題された分野をざっと見直す。
どこから出されたか?を確認すると、
次のテストもこういうところから出題されるんだ、と傾向が分かって、
回を重ねるごとに、テストの傾向がつかめてきます。
テストに出されるところは、いわゆる勉強で大切なところですから、
勉強をする上で大切な箇所の検討をつけることにも役立ちます。
そのような理由もあって、「間違えた問題がどこから出題されたか?」を確認するのはおすすめです。