子どもの「強さ」に驚く | 塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

塾 寺子屋アテネ 【三重県桑名市】

三重県桑名市で75年以上続く老舗の塾(個人塾)です。
読書では、読書に親しみ読解力と書く力をつけること。
数学では、難問を整理して、明瞭化する思考力、桁数の多い計算問題を解く計算力、公式の成り立ちを根拠から理解することを目指しています。

今の時代の学習塾や個人塾は、小学生は特に、学年合同の自習型の授業が多いです。

時代の流れや、少子化で学年別にしたらなかなか1クラスあたりの人数が集まらないことなど、

学習塾の形態の変化にも、いろいろ理由はありますが、

寺子屋アテネでは、少人数ながらも、学年別の授業形式の形態を、

昭和21年から75年以上守り続けています。

 

内容も独自のカリキュラムで行っており、

扱う問題も、基本的なものも大切にながら、

決して易しい問題ばかりではないので、

解けなかったり、うまくできなかったりして、

体験授業や入塾後の授業中に泣いてしまう子が年に数人います。

 

今まで私は、

なるべく生徒には笑顔でいてほしい、

楽しく塾に通っていて欲しいという思いが強かったので、

泣いてしまう生徒や体験の子に対して、

申し訳ないような気持ちでいっぱいになることも多かったです。

 

でも、最近思うことがあります。

泣ける子ほど、強いということ。

泣けるほど悔しいと思う経験を、子どもの頃にできるということ。

 

入会した生徒で、

泣いてしまった子は、

泣いた後、なぜか集中力が上がったり、

問題が解けるようになったり、

ケアレスミスが減ったり、

質問への回答がしっかりしてきたりするのです。

 

それはもう劇的に変わります。

顔つきもきりっとします。

 

きっと、泣いて、気持ちの切り替えができたのでしょう。

やってやる!というのが表情に表れてきます。

 

そういう子どもの変化を何人か見て、

子どもは私が思うより、打たれ強いし、たくましいものだ、と少しずつ思うようになりました。

 

良い経験だけ、楽しい経験だけ、できる経験だけさせるのは、あまりにも無理がある、ということにも気が付きました。

 

挫折も、できなくて悔し泣きする経験も、なかなかできるようにならない苦労だって、

良い経験と同じくらい、かけがえのない大切なことなんだということ。

 

寺子屋アテネは、楽しいばかりの塾ではありません。

厳しい面もあります。

でも、子どもたちは、私が思うよりずいぶんたくましく、

子どもたちの成長を見ていると、この厳しささえも大きな成長の糧にしていっているのだな、と思えます。

 

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寺子屋アテネは1946年から75年以上続く老舗の個人塾です。

現在では珍しく、小学生の学年別に、授業形式で行っています。

長年の実績に基づく独自カリキュラムで授業を行っており、

読み聞かせと音読で多くの本に触れ、自然に読解力と表現力を身に着ける「読書(国語)」(小2、小3、小4、小5、小6が対象)、

原理を元に、自分の頭で情報を整理し考え、複雑な計算もきっちり解き切る計算力をつける「数学(算数」(小4、小5、小6が対象)

を行っています。

 

詳しくはホームページをご覧ください。

 

https://www.kuwana-athene.com/