今回は、図書館での「学び」のお話です。
学生の皆さんは、図書館に行っていますか?
親御さんは、お子さんを連れて図書館に行っていますか?
図書館は、新しい本から昔の本まで
幅広く、膨大な量の本が
住民なら無料で借りられる、
公共施設です。
そんなの使わないともったいなくない…?と正直思います。
ただ本が置いてあるだけでなく、
司書さんが季節やその時の旬に合わせた
ピックアップコーナーもあり、
パソコンで気になる本を検索もでき、
飽きずに何度でも通える施設です。
ぜひ図書館に行って、
お子さんに好きな本を選ばせてあげて下さい。
小さいお子さんの中には、
量が多くて選べない!
という子もいるかと思います。
そういうお子さんは親御さんがお子さんの好みを聞いて
何冊か検索してその中から選ばせてあげてもいいと思いますし、
本が厳選されている
ピックアップコーナーから選ぶのも良いと思います。
お子さんが本を選ぶときのポイントは、
どんな本を持ってきても…
たとえば、その本はまだ難しいでしょ!
みたいな本をお子さんが借りたい!と持ってきても、
そうなのね、と肯定して、借りてあげてください。
時々、図書館で、
難しいから他の本にしよう~と
お子さんが持ってきた本を返しに行って、
他の本に変更する親御さんを見かけますが、
お子さんに、「なんか見た目は良さそうだったけど中身は難しくて全く分からなかった」
という体験も、積極的に、させてあげてほしいな、と思います。
見た目は綺麗で良さそうだけど中身は自分に合わないと体験することで、
「見た目」と「中身」は違うものと気づきます。
見た目が好きでも中身が合わない、逆に見た目が嫌いだけど中身が合う
という実体験を、子どものうちから安全な方法でできるのはとてもいいことだと思います。
その本を借りて、本ってつまらない!
と思ったお子さんも、
他の本は面白いかもしれないよ、など親御さんも協力しながら、
面白い!と思える本に出会えるまで、
自分でこれ!と思う本を借りてみる体験を
定期的に続けて欲しいです。
そうすることで、そのうち、
自分に合う本も分かってくるし、
自分の好きな本に出会えるかもしれないし、
自分なりの本選びのセンスも磨かれていきます。
そして本を読むことを好きになってくれればな、と思います。
ポイントは、
「自分で選ぶこと」
小さいお子さんには特に、
お菓子やおもちゃ以外に、自分が良い!と思った本を借りれれる
(一時的に所有できる)経験を、ぜひさせてあげてください。
お子さんと図書館に行ったとき、
ぜひ親御さんも自分の好きな本を探してみて下さいね。
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アテネが昔、自社ビルで運営していたころ、図書室が2つありました。
2つの図書室には、壁一面本が置いてありました。
移転を繰り返し、アテネにおいてある本は前と比べて大幅に少なくなってしまいましたが、
その分図書館が近くなりました。
ぜひ、塾生さんは、アテネに寄った帰りなど、近くの桑名市立中央図書館を利用してみて下さい。
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今週末、2月27日(日)13時半から入塾説明会を行います。
完全予約制ですので、気になる方はホームページかお電話でお申し込みください。
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今回の蔵書紹介は、
『ぐりとぐらのおおそうじ』です。
(うっかり2年前の投稿と選んだ本が被ってしまいました…)