勉強をやらない子、
勉強が面倒でやりたくない子、
勉強を適当にちょちょいとやって終わりの子に読んで欲しい内容です。
皆さんは、勉強が好きですか?
寺子屋アテネの塾長は勉強(特に数学)が好きだったそうですが、
私は勉強が好きだった時もありつつ、中3の高校受験期~高校の頃は面倒で嫌だった思い出があります。
目指している進路に希望通りに進むための力や、
社会人になってからの仕事への取り組み方など、
勉強の大切さも感じつつも、
勉強っておっくうだな、と今でも思います。
でも、考えてみて下さい。
世の中「おっくうで面倒」なことばかりじゃないでしょうか?
仕事、事務作業、家事、何ならお風呂や歯磨きさえ疲れていると面倒に感じます。
でも、仕事も家事も、日々生きる上できちんとやっていくことは、
大切ですよね。
やりたくないことも、
苦手なことも、
生きていくうえでやらなければいけないことは多いです。
そして、
「苦手なこと」「嫌いなこと」を少しずつでも続けて、
「まぁまぁ好き」「嫌いじゃない」になった時の経験は、
得難い経験となり、その時付けた忍耐力や、段取り力、成長するために取り組んだことは、
自分の人生の中で大きな糧となります。
これは個人的な感想ですが、正直人生、生きてて、
「楽しーー!」とうきうきするような楽しさは、趣味や遊びや友達と会う時以外であまり無いと思います。
でも、日々きちんとやるべきこと、
自分の役目である勉強や仕事に、
能動的に意欲をもって取り組むことは、
「楽しー!」とはまた違った、やりがいのある楽しさ、充実感・満足感があると思います。
勉強が苦手な子が、
やりがいのある楽しさ、充実感・満足感を得るためには、
机に向かって勉強することに慣れ、習慣化することが大切です。
まず、面倒だな…と思いながらも毎日少しずつ机に向かい、
机に向かう時間をだんだん長くして勉強に慣れ始め、
色々苦心する中で勉強のコツが分かり始めて成績が少しずつ上がり始めて結果が目に見え始め…。
と、道のりは長いですが、
いつまでも、嫌だ嫌だと学生の本分である勉強に本気で取り組むのを避けていたら、
その回避癖は、大人になってもなかなか抜けません。
(現に私は夏休みの宿題をため込んで慌てて取り組んでいたので、
「後回し癖」を抜くのに社会人でだいぶ苦労しましたので経験者としてのアドバイスでもあります…)
人から教えてもらった言葉ですが
楽は苦の種、
苦は楽の種、
楽は後々苦を生み、苦は後々楽を生むものだと理解し、
渋々でもいいので、自分で勉強を始めてみて下さい。
