こんにちは。
寺子屋アテネです。
アテネでは、考える力を身に着けるために
「数学」と「読書」を大切にしています。
数学は、論理的な思考をつけるために必要な力、
読書は、考えたことを適切に相手に伝えるために必要な能力の
基礎(思考の種という言葉でも表現されます)になるからです。
例えばアテネでは低学年は児童文学を主に読みます。
本の中の登場人物たちの会話の中で、
自分の気持ちや考えをどういう表現で相手に伝えるのか、伝え方を体感として学べるからです。
知っている会話の数や、表現の数は、そのままコミュニケーション能力や思考力に反映されます。
本を読むことを好きになってもらえるように、
特に低・中学年(小2~小4)は
児童文学と読み聞かせに精通した先生が、
一人一人の好みに合った絵本やテキストを選び、
読み聞かせを行います。
例えば、
宇宙が好きな子は宇宙の本、
虫が好きな子は昆虫に関する本…
他にも、読んでいた時に反応の良かった作家さんの本を重点的に選ぶ、
など、一人一人の反応を毎回見ながら毎年本を選んでいきます。
また、塾にある本の貸し出しも行っています。
日々試行錯誤しながら、
本を通して語彙力を身に着けてもらえたらと思っています。
今回の写真は、小3のテキストです。
これも、いくつか候補を出して、塾生さんに選んでもらいました。
塾生さんだけでなく、塾生さんでない方にも、
読書の楽しさを知ってもらえたらと思います。
そのためには、本人が、「面白い」と夢中になれる本に出会えること。
そのために、色んな情報を発信出来たらと思います。
