病院を出た時点で、ベスの呼吸数は80回/分でした。
入院した時120回/分なので
少しは良くなってると医師は説明しましたが
今考えてもとんでもない状態です。
とにかく言われるままま利尿剤注射をうち
ベスは何とか夜を持ち堪えてくれました。
翌朝一番で連れて行くと
受付の方に
「よく頑張ったね。」と言われました。
そしてこの日から院長先生は
ベスの診察に出てくることはなくなりました。
ベスの主治医は若い先生に変わりました。
朝預けて私は仕事に行き
夜7時に迎えに行く。
一睡もしない3回目の夜を迎えました。
呼吸数は40から50回ぐらいで、
そこからなかなか良くなりません。
利尿剤を飲ませても、尿量は増えないのですが
飲む量は増えベスも眠れない。
ふと、自分が飲んでいる漢方の
「五苓散」は効かないだろうか、と思いました。
五苓散は「利水剤」
つまり、水のバランスを正しくしてくれます。
ベスは軽い脱水症状なので、
利尿剤ではうまく肺の水を出す事ができません。
人間の肺水腫で利尿剤で効果がなかった患者に
五苓散が効いた、という症例を見つけたので
利尿剤は中止し
早速ベスに五苓散を試してみました。
すると、何と飲ませてから20分後ぐらいに
急に元気が出てきて
呼吸数も30回までガクンときがってきたのです。
漢方はうまく合えば即効性があります。
ベスも五苓散がとてもあったようで
そこからみるみる改善されてきました。
翌朝も病院へ連れていきましたが
もう入院は不要になり
そのまま連れて帰りました。
そこからは五苓散で呼吸数はどんどん下がり
16回まで改善する事ができたのです。