AKBに絡む「外野」についても
何となく言及しておく。
例えば、今回の総選挙を4chでは事前に
生中継します!などと大々的に謳っておきながら
実際には、ほんの数分しか中継映像が流れなかった
ということがあったらしい。
小生は、その時は外で仕事をしていたので
放送を観る事はできなかったので、風の噂を漏れ聞いた情報だけだが。
4ch的にはもったいなかったのでは?
当然、批判もあっただろうし、
ならば、もっと時間を割いて放送すれば良かったのに
と周囲も、批判より疑問に感じたのではないだろうか?
もちろん19:00~20:00の放送枠では
元々、イベントの大事なところは入り切らないし、
AKB運営側も将来的にはパッケージにして売るものを、
そんなにたくさん放送されても困る
ということもあるかもしれないなど
色んな大人の事情があったのかもしれないが・・・。
AKBとの繋がりを考える上では、
AKBが今ほど有名になる前からツバをつけておいた
4chと12chが他局より有利なのかとは思う。
局側だって、売れる前から投資していた分、
今こそ その投資を回収しなければ割りに合わないはずだ。
(だから4chは、生中継という武器が持てた)
だから残念ながら、AKB後発の6chは研究生、
さらに後発の10chは卒業生らのSDNを取る という形にならざるを得ない。
そしてさらに、もっとAKBに乗り遅れているのが、
本来、アイドル商法大好きのはずのバラエティキング8chである。
8chが諸手を挙げて、AKBに乗っかって行けないのは、
自前で「●イドリング!」という
同様のアイドルグループを抱えているからだろう。
(※8chも今回はどこかで総選挙の番組をやったようだが)
かつて まだどちらも売れていなかった頃、
AKBと●イドリングでコラボ楽曲を発表したこともあったのだが
既に誰もが忘れた過去の黒歴史化されてしまっている。
残念ながら、あの頃まだ横一線だったライバルに
ここまで差をつけられてしまった現在、
8chは負の遺産の後処理をどうするのか?が気になるところ。
ただ、●イドリングを切り捨てて、今さら
AKBに乗っかって行っても、もう旨味は大して残っていないコトも
充分に分かってはいると思うが。
おニャン子クラブで自前アイドル商法の旨さを
充分過ぎる程に味わった8chは、あの頃のバブルをもう1度と
言わんばかりに、おニャン子以降も何度となく
自前アイドルを流行らせようと画策してきた。
しかし、今回は、当時おニャン子にも絡んでいた
秋元氏のAKBに煮え湯を飲まされる格好となってしまった。
芸能界の仁義無き闘いの一端でもある。
1局専属(というほどの縛りでは無いかもしれないが)のアイドルでは、
やはり限界があるのも事実。
当然、他局が積極的に使うはずも無く、
8chだけで、流行を生み出していくしかない。
それでもAKBほど、流行り広がってさえしまえば、
他局でも、もちろん乗っかったであろう
そこがテレビ局のえげつ無さ、節操の無さ。
話が逸れたが、4chが生中継するわりには、
総選挙会場での放送の仕切りは、
どうやら6chが行っていたようだった。
だから4chも生中継部分は6chが管理している映像を
ちょっと貰っただけだったのではないだろうか?
そんなこと可能なのかは知らないが、
だから4chの放送はかなり限定的だったのでは?
総選挙直後の夜中に行われた6chの生放送番組では、
6chだけが、既にかなり編集された会場の映像が流れたことからも
収録は6chが仕切って行っていたものと思われる。
4chの映像を貰ってからでは、あの短時間で
あそこまでの編集は出来ないであろうから。
もちろん4も6も(8も?)収録チームを入れるという可能性もあるが、
2局も撮影チームが入れるほど、そこまで面倒で
大掛かりなことを運営側もするとも思えず・・・
さて、話は変わって、
総選挙というイベントネタが終わると、
次のマスコミの餌は、CDの複数枚買いを促す
いわゆる「AKB商法」バッシングに移行していく。
先に言っておくと、小生は
別に肯定するわけではないが、
今さら批判するのもどうかと思う。
では、そもそもCDを売っている
CD(レコード)業界は、AKB的商法について
どう思っているのかと言えば、
批判どころか、むしろ喜んでいるぐらいなんではなかろうか?
敢えて言及するまでも無く、
かつての栄華も今や昔のレコード業界。
100万枚当たり前の時代は終焉し、
まさか音楽配信が、ここまで自分たちの首を
絞める結果になろうとは・・・
(もちろん原因はそれだけではないだろうが)
栄枯盛衰・盛者必衰とは良く言ったもので、
今や、レコード業界も売り上げの減少に歯止めが掛からない現状。
もちろんネット配信でも利益は出るわけだが、
ハッキリ言って、皿(CDのこと)の売り上げとは比較にならない。
だからレコード業界としては、
とにかく皿が売れないことにはどうしようもない。
そんな、何としても皿を売りたいレコード業界では、
実は既に複数枚買いを意識させるような
販売戦略は各所で行われてきていた。
このようなアイデアは既に実践されていた。
そうでもしなければCDの枚数が捌けない。
ただ、それはレコード業界側も
批判されかねないという自己認識や自己嫌悪感は
あっただろうと思うので、あまり公に派手にはやらず、
それとなく、さらりと行われてはいた。
そんなレコード業界にとって、AKBは救世主のような存在だったのでは?
救世主は言い過ぎとしても、
複数枚買いをここまで前面に打ち出して
それでいて認知度をこれほど高めたAKBが露払いとなったことによって
これまで密かに行っていた周囲の業界関係者も
最近は、明から様に堂々とやるようになってきた。
あの王道ミュージシャンの●'zですら、
連続1位記録が途絶えそうになった途端、
複数枚買い作戦を露骨に敢行してきた。
もちろん本人の意向ではないかもではあるが。
話が長くてスイマセン。
これだけ書いて、結局何が言いたいのかというと、
大量複数枚買いは、もちろん常識的に考えれば、
正常とは言えないと思う。
しかし、音楽だって商売だ。
利益が出なければ、音楽を創り続けていくこともできない。
純粋なアーティストですらCDが売れない時代で、
じゃあ、どうすれば?となる。
正論はいくらでも言える。
純粋アーティストだってCDが売れなければ
プロとしては続けてはいけないという事態だって充分にあり得る。
もっと言えば、遥か昔の時代から
CDに限らず、あの手この手で
様々な商品(グッズ)を売ったり
いつの時代だって似たようなことは
いくらでも行われてきた。
8chが画策している自前アイドル商法だって
もちろん商売としてオイシイからやっているわけで、
というか、そうでなかったら
あんなもん、何のためにやっているのか意味が分からない。
さて、テレビ、CD、と来て
最後は、これまた衰退の一途を辿っている紙媒体(雑誌)。
そんな雑誌業界にとっても、
現在、AKBは救世主的な存在になっていることは間違いない。
売り上げが減少し続けている中で、
週刊誌やマンガ誌はもちろん、写真集など、
確実に結果を残せるAKBの存在は重要であろう。
こうなるとゴシップ誌も、
大々的には、AKBを貶めるようなことは
今は書けないかもしれない。
各所に影響力が及んでいることも加味して。
掌を返すのは、売り上げに対する貢献度が
落ち込んできたタイミングであろう。
ゴシップは鮮度が落ちすぎていないことも
また重要でもあるので。
つまり、どんな形であれ
「売れる」ということが大事なのは言うまでもない。
この世の中は、どんなものも商売(仕事)で成り立っている。
つまり利益が出なければ、何も生み出せないし、
前に進むことも出来ない。
どんな戦略であれ、演出であれ、強引であれ、
ここまでの形に持っていった者の勝ちである。
実際、一方では、それが各業界の
助けになっているのも また事実で、
経済効果は現実であり演出ではない。
今さらになって、AKBだけが急に標的になるのも釈然としないが、
出る杭は打たれるのも世の常なのか。
それだけAKBが突出して注目を集めている証拠なのかもしれない。
だがしかし、これまでCDバブルの上に
ただ胡坐をかいていただけの業界には、
この現状は、自業自得のような気もしないでもない。
「うさぎ」として、猛ダッシュで圧倒的大差?をつけている間に
短絡的に昼寝をしてしまって、未来の見立てを怠った結果だろ。
昔の人は、本当に良く言ったものだなと。
そして、人間なんて、いつの時代も
所詮、そんなもんなんだなと。
流行るのも人間の業
廃れるのも人間の業