最近、政治ネタに関わるコトも多くなったので、
今回の首相交代について。
皆さんはどう思ったでしょうか?
というより、興味ある方って、
実際どれほどいるんでしょうか・・・?
さて、急遽、鳩山前首相が辞める事になり、
すかさず民主党の代表選が行われる事になったわけですけども、
はい、ここまでは、
まぁ、良いとして。
では、誰が代表選に出てくるのか?
という話しになった時。
政治に関心のある人なら、
まず第一に菅氏を考えるでしょう。
次に、では、その他の対抗は?と考える。
ここでガチンコの代表選となれば、
前原氏、岡田氏などもあったのでしょうが、
今回は、任期切れなどの通常の首相交代とは異なるので、
他には誰も出ませんでした。というより、
出ても仕方がナイ。
今回、代表になって、首相に選ばれても
あくまでも、急ごしらえの代打政権に過ぎず、
問題も山積で、参院選の結果次第では、
先々も、もはや安泰でもない。
そんな処に、次世代を担うであろう
真の新代表を、ガチンコの選挙をやって
送り込むなんてことは有り得ない訳です。
となれば、
こう言っては悪いが、短命だったとしても構わない
元代表(旧時代的)の菅氏を、仮に据え置いとくのが、
一番無難な選択なわけで、
誰しもがそういう空気を醸し出していましたよね。
しかも辞任後即日選挙みたいな
インスタント的ですよね?
新首相を決めるにしては。
しかし、皆が皆「菅氏」だと思ってはいても、
選挙という形を取る以上、
単独指名は避けたい民主党。
ただでさえ、簡易的な臭いがするのに、
すんなり菅氏に流れてしまっては
出来レースのようで、
党としてのイメージが宜しくない。
そこで初めて白羽の矢がたったのが、
今回の首相辞任劇の中で、
唯一のサプライズとも思える
「樽床氏」の登場である。
誰しもが「?」と思ったはずの樽床氏。
全国民に知られている菅氏と
今回初めてその名を知られた某氏。
選挙の結果なんて、やる前から決まっている。
菅氏が勝つのは、端から決まっている中で、
選挙による代表決定という体裁を取りたい民主党。
そして、無名の樽床氏は
自分の知名度を上げたい。
という利害が一致しての擁立というところだろう。
知名度は上がって、でも当然選挙には負ける。
というより、本人も勝つことなんて
最初から望んでもいないし、樽床氏が勝っても、
本人も困るだけだ。
この誰だか知らない人を
本気で首相にするわけにもいかんだろうし。
菅氏が樽床氏の名前を聞いて
「誰だそれ?」と言ったとか言わないとか
という噂もあるくらいだ。
そうこうして、体裁だけの代表選が行われた。
もちろん結果は言うまでも無く。
しかし、思いの外、
無名の樽床氏が善戦した
という結果だった。
皆さんは、ここに意外な驚きってありましたか?
私も驚きはしました。
しかし、それは樽床氏の善戦に対しての驚きではなく、
“想定通り”の選挙結果に収まったコトに対しての驚きだ。
だって、そりゃそうだ。
ここまで体裁を造ったのだから、
それなりの選挙の形にするには
菅氏の圧勝では、結局選挙の体を取った意味が無い。
無名の樽床氏と言えど、
それなりに票を獲得しなければ、
そもそも何しに出てきたんだ
ということになってしまう。
かと言って、
まさかの大接戦も有り得ない。
全国的な菅氏と無名の樽床氏が、
並列では、これから新首相となる
菅氏もバツが悪い。
新政権の信用度にも関わってくる。
つまり、
今回のような、菅氏が当然勝つんだけれど、
樽床氏もそれなりに善戦
という形が、誰にも都合が良いわけだ。
案の定、樽床氏はその名を知らしめ、
しかも新内閣にまで抜擢され、
これ以上無い成果を得たわけだ。
つまり、小生が何を言いたいのかというと、
こんな急な首相辞任でドタバタなのかとも思える中で、
誰も何の疑問や違和感さえも感じない
すんなりとした首相交代劇。
なんだかんだ慌てふためいたように見えて、
全ては決まったシナリオに沿って進行していくもんなんだな。
という事実を再認識したとうことです。
日本の政治というのは
つまり、そういうこと。
これで、
万が一にも、樽床氏が勝つようなことがあれば、
真のサプライズとなって、
逆に国民は民主党を感心し、
見直したかもしれないですけどね・・・