表紙だけ見ると、サラリーマンがアイドルに夢中になっていく話に見えましたが、マネージャーとアイドルの関係で切なさも甘さもあり買ってよかった。

[story]
人付き合いが苦手な坪井は転職先でジュニアアイドルグループのマネージャーをするよう言われてしまった。最初は一ヶ月後にやめようと思っていたが6年が経ち、輝樹、大輔、リュウは人気アイドルへと成長していた。
輝樹からの熱い視線に気づかぬふりをして、愛に飢えていた彼と仕事の関係を保とうとする。それは彼がアイドルであり、また過去の出来事が関係していて・・・

やはり年下×年上は素敵ですね。黒髪をビシッとして眼鏡をかけた真面目キャラの坪井さんや、母から愛情を貰えず坪井に求めるが次第に恋愛感情へ変わるところがいい!

会社が世話してくれるからとアイドル事務所に入れられた輝樹は、マネージャー内でも扱いづらいと思われ孤独でした。リュウや大輔とは一応上手くいってたようだが、マネージャーは三人に好かれず辞める人続出。そこへ転職してきた坪井に白羽の矢が立ったわけです。最初は子供が苦手でしたが考えを改め懐かれていきます。

成長した輝樹も可愛い(^ ^)声は梶さんがしそうなキャラで、坪井に甘え嫌われたくないといじらしく頑張ります。坪井からの愛情を受け仕事も順風満帆。
しかし、坪井には芸能関係者から接待を頼まれ、裏で身体を捧げていたんですよ〜

坪井は学生時代イジメられていた自分を助けてくれた同級生・富谷のことが好きでした。しかし、彼はノンケで上手くいかず、イジメられていた過去から人と関わるのが苦手になっていたのです。輝樹は富谷のようにキラキラした存在で、輝樹からの視線や自分の気持ちの変化と葛藤していました。苦悩する坪井さんが切ないし、輝樹を子供扱いし大人として振る舞う姿も可愛い。

輝樹の家庭の変化でアイドル活動休止、解散となるわけですが、その後大抵は二人が付き合い幸せな日々何ですけどそうはしません。
お互い気持ちを受け取りハッピーエンドではありますが、輝樹が芸能界に戻ってやりたい事をすると決めたことで坪井さんは身を引くわけです。
あとがきを見ても会ったのは二回ぐらいで、今後会わないかもしれないとありました。輝樹は舞台の上で夢を見せてという坪井の願いを叶えているところはキュンとくるし、テレビに映る輝樹を見守る老けた坪井さんの哀愁漂う感じが好きでした(^。^)
別々の道を歩いていくが、お互いを想っている結末も良かったですし、結構厚くて読み応えありますよ〜
[cast]
杉元佐一:小林親弘
アシリパ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
谷垣源次郎:細谷佳正
尾形百之助:津田健次郎
土方歳三:中田譲治
牛山辰馬:及村健次
永倉新八:菅生隆之
月島軍曹:竹本英史
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
ナレーション:立木文彦
など

めっちゃ面白くて、白石効果でギャグ回にも見えました。タイトルもドリフターズのネタでしたしね。

さて、杉元達は必要な武器を購入し、白石の提案で宿で休むことに。札幌にある宿では老夫婦から若い女性へいつのまにか経営者が変わったという奇妙な噂がありますが、白石が女将に食いつき決定。
白石は辺見の刺青の模写を牛山に渡す予定でしたが、宿がバッティングしてしまいます。

女将の家永役は大原さやかさん。綺麗なお声ですが、前回低めの声で、その後客を殺害する描写があったので、客の喉を食べて身体を変化する囚人というわけです。
牛山の腕とアシリパの目を気に入り、警戒しつつも様子を伺っていました。
白石はともかく牛山までいて戦うのは大変なのですが今までも上手くいっていたので最初は余裕そうでした。牛山も招待に気付かず綺麗な女将にメロメロでした。

役立たずとは言われる白石ですが、今回は家永の正体に早く気付き杉元達に知らせてくれるし爆弾で応戦します。回想シーンで白石と辺見が一緒に歩いてましたが、網走監獄では皆大人しかったんですかね。
家永の「白石、後ろ!」からの「ダメだ、殺そう」という流れからめっちゃ面白くて、からくり屋敷らしく落とし穴満載、隠し通路もあり上手く利用した話でした。最後はドジ踏みましたけど、結構白石が活躍した回でした。表情も面白かった。

家永は悪い所を直すにはその部分を食べたらいいと思っており、牛山の肉体に憧れみたいなものを持っていました。アシリパの目は綺麗だから舐めようとしたところ、セコム杉元からの蹴りを入れられてしまいます。アシリパのために戦う杉元はカッコいい🌟だが、落とし穴に落とされるし、火だるまにされかけるし大変でした。

牛山は杉元達を誘い下ネタ講座を開いていましたが、いざ刺青人皮が関わっているとなれば戦います。怪力すぎて杉元も危なかった気がします。牛山は家永がオッさんでも今は綺麗でやりたいと思ったら猪突猛進。最後も助けていましたが、この後行動を共にするのだろうか。ともかく、牛山は刺青ゲットです。

ゴールデンカムイ劇場はドリフにちなんで歌ってました。杉元役の小林さんは歌を収録するのは初めてだったそうです。俳優や吹き替え業が多い方ですが、アニメの仕事も増えるといいですね(^ ^)
[story]
高校時代から好きだった境先輩は、ゼリーとの戦いによる負傷で修繕を繰り返し変わってしまった。境の妻・初穂により実験体のゼリーが街に放出され、そのきっかけになったかのんは友を失い、避難場所でただ待っているしかなかった。
一方、別の街で暮らしていた初穂はゼリーの異変、突然の快晴に嫌な予感がしケジメをつけようと戦うのだった。


ついに最終巻ですね。帯の推薦文は菅田将暉さんでした。

話は最初から変わろうとする初穂と変わりたくないかのんが描かれ、初穂が非常事態を生み出したのだが覚悟した姿はかっこよかったです。

初穂は逃げる時に小さなゼリーを一体持ち出しており、それは浮気をする夫を許せなくても唯一修繕による心変わりを直す希望でした。
ゼリーが突如大きくなり、自分を助けてくれた人を襲ったことで希望を自ら壊さなければいけない辛さやまるで報いのように腕を奪われても戦うシーンを見てかのんに勝ち目なんてなかったと感じましたね。

カノンの元には松木平くんが避難後も気にかけてきてくれますが、境先輩への気持ちを忘れられずキツく当たってしまいます。松木平くんは可哀想でしたが、もっといい子がいるよ。

境先輩は今回の騒ぎで左遷され、巨大ゼリーが停止したこともあり裏で動いていました。境先輩は空虚な生活を送ってはいるが研究員から情報を聞き出し修繕により寝たきり状態の友人のためSLCを探っていたのでした。前から自分の会社が怪しいと思ってて、不倫の引き換えとして情報をもらっていたようですね。修繕で使う薬が抑制剤でなく促進剤だったことや上層部がゼリーを持て余し街ごと潰そうとしていたと分かりました。

一番好きだったのが、ゼリーが今度は粉塵を巻き街を終わらせる段階に来たのを食い止めようと境夫婦が協力するシーン。相手の不満をぶつけながらも、境先輩の優しさやかっこよさ、初穂の信じる気持ちが表れていました(^ ^)

ゼリーから街が救われてかのんは一人街を出てやり直し始めます。初穂も義手を付け新しい恋人と幸せそう。
しかし、かのんのまっすぐすぎる愛を描いていましたから、再び境に似た宅配業者に出会い恋が復活するわけです。諦めたかった筈なのにまた恋に落ちちゃって大変そう(>_<)宅配業者が境本人かは分からないが、ぶっきらぼうな雰囲気なので上手くいくかは微妙なところです。
義弟くんが成長して今でもかのんのことが好きでしたが、彼もいい人と会えるといいですね。