私の中では夏といえばホラー!怪談も好きですが昔の時代の話より現代の方が好きです。
ネットでは創作ホラーがあったり、今年も稲川淳二さんたち怪談を話す人達が集まって対決したりしています。
また、今週の土曜日はほん怖ですね。今年は怖そうな雰囲気のが無いですが見ないとどうなるか分からないですから予約しました。

季節を問わない場合ホラー映画といえば洋画が多くて、洋画の場合も幽霊が出るタイプ、呪術や儀式といったオカルト系、宇宙人や怪物が出るvs主人公タイプ、デスゲーム、ギャグテイストなど様々な形があります。私はあまりギャグテイストが好きでなく、宇宙人や怪物は自分の中でアクションのように感じています。
最近見たのはオカルト系で、知り合いが見たいと珍しく言ったため見たのですが、こういうのは後半までいかないと進展しにくくイマイチでした(感想記事を書けたら書きます)。

そんな中、日本でホラー映画の製作が決まったようです!「来る!」というタイトルで何が襲ってくるのかは予告動画でも分かりません。メインキャストは発表されており、主演は岡田准一さん。
ホラーはベテランばかり集めない方がいいのですが、幽霊タイプだけではなく人間の恐ろしい性も描いたものの場合有名人揃いになります(^◇^;)
原作が「ぼぎわんが、来る」で、和製ホラーになるかと。読んだことはないのですが名前は聞いたことがあります。
来年公開なので、今のうちに読む人も出てくるかもしれません。

岡田さんは友人役の妻夫木さんに頼まれ、正体を突き止める役。岡田さんが主人公で進むので、妻夫木さんは退場が早そうだなぁ。ヒロインは生き残りやすいのですが、珍しく男主人公なので最後まで生き残れるか気になりますね。
[story]
編集者・小林の元へフリーのライター・耶雲が一年前の焼死事件のネタを持ち込んできた。カメラマンである木原坂雄大が事故で盲目の女性・吉岡亜希子を焼死させてしまった事件で、真相を見つけ出版したいというのだ。耶雲は雄大に取材をし過去も調べていき彼の異常さを感じていく。そして、結婚予定の恋人・百合子が雄大の目にとまり・・・

[cast]
耶雲恭介:岩田剛典
松田百合子:山本美月
木原坂雄大:斎藤工
木原坂朱里:浅見れいな
小林良樹:北村一輝
吉岡亜希子:土村芳
など

内容も良かったし、主演の岩田さんも今までと違う役柄で役者らしかったです。残念だったのは宣伝で「罠」を連発したり「復讐」と言っちゃったところ。そう言われると視聴者は身構えるため予測しやすくなってしまいます。ただ、いつも追い詰めていくような斎藤工さんが後半から変わっていく姿を見ると配役は良かったと思います。
一番好きなところはタイトルの意味でした。

さて、耶雲が持ち込んだ事件を元に過去、現在の木原坂姉弟の正体が見えてきます。姉弟は父親から虐待を受け、更に侵入者によって怪我を負った過去を持ちます。姉はIT系、弟は事件を機に有名カメラマンとなりました。
耶雲は雄大が炎の中で苦しむ吉岡を撮っていたのではないかと考え真相を見つけようとします。そして、調べるなかで蝶の収集を異様な様子で撮っていたことや友人の彼女を誘惑し監禁していたことが分かってきます。
構成や第○章という表示が良くて、特にこの話は時系の構成が要になってきます。

宣伝で言っていた通り復讐劇で、耶雲(偽名)が焼死事件の関係者である雄大、朱里、そして協力者の小林を追い詰めていきます。最初は耶雲が翻弄されているように見えるが次第に逆の立場になり、耶雲の復讐計画を知るクライマックスが好き。
また、中園(耶雲の本名)と吉岡の幸せな日々と別れは切なかった。また、吉岡が恋人を想って切り出した別れは去年の冬じゃないんですよね〜その頃には吉岡は殺害され中園が事件の真相に辿り着くあたりでした。一番悪いと思うのは朱里で、彼女の暴走により中園と吉岡は絶望を味わったわけです。去年の冬、きみと別れ怪物になった、君の恋人が恋人ではいけないと別れを決断するシーンは綺麗✨

EDでラップ調なのが入ったのは残念ですが、エンドロール前から終わるまでの景色が素敵でした。やっぱり雪が降る海は切なくて綺麗です。復讐後に耶雲がどうなったのかは分かりませんが切ない終わり方でした。炎で燃えるシーンと色合い含めて対照的で情景描写がいいんですよ!
お盆休みに見たかった映画がレンタルされていてラッキーでした。

同じ作者の「悪と仮面のルール」もDVDレンタルが可能になっており、こっちはシリアス面が強いため好き嫌いは別れるかな。気になる方は是非。
[story]
元受刑者の生活支援と地方支援を目的とした国家のプロジェクトで、魚沼市に殺人を犯した6人の元受刑者が移住してきた。担当になった月末一は彼らと深く関わることになり、その中の一人・宮腰とは友人関係になる。しかし、平和な町に殺人事件が起きた。元受刑者が関わっているかもしれないと疑うなか、町ではのろろ祭の準備が進められトラブルが発生していく。

[cast]
月末一:錦戸亮
宮腰一郎:松田龍平
石田文:木村文乃
杉山勝志:北村一輝
太田理江子:優香
栗本清美:市川実日子
福元宏喜:水澤紳吾
大野克美:田中泯
田代翔太:細田善彦
など


優しげで好青年な月末くんを錦戸亮さんが演じ、個性の強い俳優さん達に巻き込まれる構図にビビッときましたね。翻弄される主人公大好きです。月末くんも流されるタイプに見えつつ元受刑者の杉山にハッキリ言うシーンが序盤にあり好感もてました。そしてなんといっても松田龍平さんが元受刑者役で、宮腰の平和な生活にジワジワ入り掻き乱していくところが最高でした!

まず人物紹介から。映画で困るのはキャラの名前と顔が最初一致しづらいこと(笑)月末が迎えにいく際ツアーガイドみたいに名前が書いてある紙を掲げており、助かります(^^)
月末くんは地元で役所勤めの独身男性。柔らかい性格で、上司から極秘プロジェクト担当者に任命され、他の人に受刑者の話をしないという秘密を抱えています。

一番期待しかなりドキドキを与えてくれた宮腰さん。口論の末過剰防衛で殺害してしまい服役。落ち着いた性格で、元受刑者の宮腰に対し気さくに接する月末を気に入り出没するようになる。不思議な雰囲気も漂わせています。柔道の技も使えるし、後半本性が現れるのですがねっとりした感じがたまらん!月末を追い込んでいきます。

杉山は仮出所するが、退屈な田舎に飽き騒ぎを起こそうと企む。厄介なキャラですが、更に上をいくヤバい宮腰さんがいるので踏台っぽい扱いに。出番はまあまあありました。

杉山より目立っていた太田さんは夫の性癖のせいで殺人者になってしまった可哀想な方。ただ図太い神経の持ち主でもありますね。宮腰の父を好きになり、濃厚なキスシーンしてました。
対照的な女性の栗本さんはきっちりした性格であり、DVの夫から逃れるために殺害するしかなかったとはいえ自分の罪の重さや自分を恐ろしく感じ慎ましく生きています。亡くなった生き物を埋めることで新しい命が誕生すると考えており、宗教チックな雰囲気があります。

大野さんは極道の一員だったが、出所後に自分の生き方を見つめ直しカタギになろうと頑張るお爺ちゃん。職場の女性は厳しいが大野さんを気遣う面もあり、犯罪者と知って戸惑うが受け入れてくれて、大野さんのエピソードは好きでした。

福元さんも自分の罪を自覚し感情を自制しよう頑張るキャラ。宮腰さんの次に面白いキャラでしたね。特に雇ってくれた床屋のおじさんが福元を受刑者だと見抜いたって焦るなか、その場を乗り切るために月末は福元に髭を剃ってもらうことになり緊張感が漂うシーンは印象的でした。福元はカミソリで殺害したし、不安定な状態で首元にかけて剃刀がスゥーと当てられるわけですからヒヤヒヤしました。


この映画はどれだけ人を信じられるのか、受け入れられるのかが焦点となりますが、受刑者の方も変わろうとする者もいれば変わらない者もいて人とどう関係を築いていくかが描かれています。

語りたいことはたくさんありますが、やっぱり月末と宮腰がいい!
月末は不倫の末出戻った同級生・文に片思いしており、一緒にいたくてバンドに誘います。バンドのことが分からなすぎて、これはハモってるのか何なのか分からないシーンでもありました。馴染みの友人でも上手くいっていない感が出ています。そこへギターをしてみたいと宮腰がやって来ます。月末は物腰柔らかな宮腰に気を許し始め友情を育むが、文が宮腰と仲良くなり交際し始めたことで複雑になっていきます。

宮腰は文のことも好きだけど月末との友情を壊したくなくて、月末が宮腰の過去を文に話したと分かっても許しました。しかし、宮腰は敵討ちしにきた男性を殺したところを杉山に見られ、杉山も殺害します。感情の起伏がなく、無関係なお爺ちゃんまで轢かれてしまい、ええっ!となりました。
殺害後の始末が雑で宮腰は警察に追われるのですが、月末の家で待ち岬へ連れていきます。月末の部下・田代が宮腰の情報をくれていたけど友情が芽生えちゃったからね〜暗闇の中無防備に寝てる月末の横に立つ宮腰、捕まって死刑になるくらいなら一緒に月末と飛び降りたい宮腰とか見てて好きでした。オタクの方なら理解してくれそうなキャラかと(>_<)逮捕されても出てくるのを待ってるからとか、友人だろと訴える月末の姿も良かった。宮腰は月末の首を絞めようとするが響いたのかやめてくれます。飛び降りようとする宮腰を止めようと月末はフラフラしながら宮腰の腕を掴もうとしたら、待ってましたとばかりに引っ張られ飛び込むシーンとかヤバかった(*´ω`*)魚沼市の伝説に岬で二人が飛び込めば片方だけが生きるそうで絶対ラストは飛び込むと思ってましたが、分かっててもラストの山場は良かった。

小さな田舎町で現実にありそうなことを描き、ジワジワした恐怖もあって見れましたよ〜映画公開されてた時に見にいきたかった作品で、レンタルし始めたので是非!