まさか、歴史上のあの人もマーケッターだった・・・ | もし、不動産業社がセールスライティングとマーケティングを勉強したら、、、

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~勉強中のボクが学んだこと~

時々、ガジェットマニア・・・

こんちは!ボブです!

 

「人民の、人民による、人民の為の政治」でお馴染みな人物とは、誰でしょうか?

 

そうです。

 

アメリカの大統領のリンカーンですね。

歴代大統領の中でも一番人気があるそうです。

 

大統領になる人でも一度選挙に落選しているんですね。

意外でした!

 

リンカーンはマーケッター!?

さてさて、なぜリンカーンの話を持ち出したかと言うとですね、

リンカーン選挙活動や南北戦争での立ち回りをこの前、知ったのですが正に「マーケティングだ!」と思ったからです。

 

その内容はこんな感じでした・・・一度目の落選後の話です。

(歴史に詳しいわけでは無いので間違っていたらゴメンナサイ 汗)

 

 

1、落選後の選挙

他の候補者がしていないドサ回りで選挙権者にアイサツして回る

 

2、ステップアップの大統領選挙

演説が上手いのにせず、新聞・ポスターの指示にこだわる

 

 

なぜリンカーンはこのような行動に出たのでしょうか?

 

常に誰が何を求めているか考えていた!?

1、落選後の選挙

落選後の選挙では、他の候補者がやっていなかったドサ回りに集中しました。

その時、他の候補者は街頭演説(今も、選挙の時期にはよく見かけますよね)をしていました。

当時はほとんど候補者が、汗だくになりながらアイサツをしてひとり一人と握手をする、ということが無かったので、かなり感動された方もいたんじゃないかなぁ~と思います。

 

その甲斐もあり、見事当選したそうです。

ほかの人がやらない効果的なことを実践した結果だと言えるんじゃないでしょうか?

 

 

2、ステップアップの選挙

リンカーンは演説がむちゃくちゃ上手かったそうです。

演説中に放たれる唾にまみれになりながらも、小さい男の子がその演説に聞きいっていた というエピソードもあるくらいです。 それほど魅力的だったんですね~。

 

そんな演説力のあるリンカーンは大統領選挙の時には演説を行わなかったそうです。

かなり大きな武器を捨てたことになりませんか?

 

時代背景もありますが、当時はTVはもちろんラジオもなかったのです。

大統領戦は全米というかなり大きい舞台となります。

いくら街頭演説したとしても、心を動かせれる人数は聞いている人に限られるんですね。

つまりレバレッジが効かないんですよ。

 

そこでリンカーンは何をしたかというと、新聞やポスターで自分のことを拡げるようにしたのです。

その内容も票の獲得の為に相当練った内容になっていました。

 

その内容とは・・・

 

・自分にはお金が無い

・自分には学が無い

・自分にはコネが無い

 

という弱みを前面に押し出した内容でした。

普通はしないですよね、だって選挙に勝つための活動ですよ。

他の候補者の方が優れていると自分で白ハタを上げることになりますからね。

 

でも、リンカーンの思惑は違ったのです。

いつの時代も所得の多い人より所得の低い人の方が多いですよね。

80対20の法則でも分かるように、所得の低い層のほうが人口が多いのです。

リンカーンはここの層を「共感の力」を利用して味方につけようとしたのです。

 

結果は大成功!晴れて大統領に成れました。

当然ですが、選挙は投票数で当選が決まりますよね。

大多数の票を持っている層に他の候補者と違う、効果的なアプローチをして票を獲得しました。

 

人を動かすのに効果的な方法

その時に誰を動かせば自分にとっていいかと考えて、ターゲットを絞る。

そのターゲットの感情をどのようにすれば自分にとって有利に働くかを考える。

思いついた行動が前例の無いものだったとしても、思い切ってやっちゃう。

 

これって、まんまマーケティングですよね。

現在の商売にも充分に活かせると考えました。

 

それと同時に、リンカーンはこの後の南北戦争でも大変活躍し、アメリカの歴史に残る大統領へとなっていきます。

テクニック的なところもそうだけど、大志が無いと出来ないことだし、無ければ後世にこれだけ評価されることも無かっただろうな、と思います。

 

「良いモノを欲しい人に効果的な方法で伝えて行く」

 

これを実践出来るように、日々努力していきます。