水瓶座の時魔法 | 詭弁書蔵 三ツ目亭

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水瓶座のキーワード

 

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A.I

テクノロジー

独創的

天才、変わり者

友達

博愛

などなど

 

新世代的要素の強い革命家な奇人のイメージが付きまとう水瓶座

 

よく聞く山羊座の社会から逸脱する事で水瓶座と成る

みたいな流れがありますね。

 

そんな風星座の不動宮は一体何を行動の原理にしているのでしょうか

 

そんな「水瓶座の種」を今回はまとめていきまっしょい。

 

まずせっかくなので風星座についてなんですが

 

天秤座の記事でも少し触れましたが

風星座は「対象から離れる」作用を持ちます。

 

天秤座では乙女座、つまり信じていた自意識から離れます。

双子座は牡牛座、蓄えてきた所有物を離します。

 

そして水瓶座においては一連の時間軸と自分とを離そうとする作用が働きます。

これはステレオタイプに聞く水瓶座の要素ですよね。

 

水瓶座は山羊座までの小さい社会から大きな社会へと意識のジャンプを〜、的なアレですね。

 

それじゃなんでそんな気持ちが働くのか。

動機はなんやねん

という事なんですが。

 

自分の認知しない時間軸の流れを「結果」を認める事により多様さを認めていきます。

 

前回記事の山羊座では「他者から求められる姿という型に自分を嵌めていく」

という話でしたね。

 

限界を知り、有効活用していく意識が、結局として人格にそう言う作用を働かせる。

という結論でした。

 

ここでもう一度前置きたい前提があるんです。

 

段階が進むにつれ

まるで大人の世界にいかないとつまり社会に出ないと得られない要素のような感覚は否めませんが

そうではないということ。

 

人間は意識を持った段階で12星座の要素というか力学的ベクトルを脳内に持ち合わせていて

ひとつの作業をするにしても小さな範囲において12星座のサイクルが活用されている。

 

という

上記前提を今一度置きたいんです。

 

この認識をもう少し持ちやすい様に「各星座の種」を拾い上げているんですが

こと「集団の意識」とかいうワードを使っちゃうとそれが理解しづらくなりますよね。

 

 

その前提を認識しやすいようにより具体的に「種」を用いて山羊座の現象を説明させて頂きます

 

「限界を知る」と聞きますとあんまり聞こえは良くありませんよね。

伸びしろが無いみたいで

現役を引退する時の契機に使われる言葉なんじゃないかなというイメージです。

 

しかしですね。

山羊座で有形の限界を迎えるという事は

「物体」としては「完成」する事なんですよね。

 

んじゃ完成って何よって事なんですが

 

完成ってのは意味が付与される事なんですよね

 

車が車としてカテゴライズされるのは「運搬」という機能を認められるからであり

故障車はそんな車が「故障」という事態に遭遇して「故障車」として完成します。

 

前回の山羊座の記事において「特定の限り」と表記したのは

段階によって変化が止まった時が「完成」となるからで、

限界というのは「区切り」でしかないんです。

 

例えば小麦粉を使ったとして

ウドンになるのかソーメンになるのか

パンになるのかパスタになるのか

 

完成して初めて認識される。

 

その完成の段階からさらに冷やしウドンになるのか、焼きうどんになるのかは

次の完成段階に入らないとわかりません。

 

完成して初めて「意味・名前が付与される」んですよ。

そこに「可能性」は必要無いんですよね

焼きうどんが完成して食べようと思ったらエビフライになる可能性を持ってしまったら名前が変わってしまいますからね。

 

 

これがより「種」を用いた山羊座の段階の解説になるんですが

 

その「完成物を使う」という段階が

ようやくにして初めて水瓶座で現れるんですね。

 

動物において「道具を使う」という行為が相当に高等な処理能力である事は皆さんもご存知かと思われます。

使うとなるとその決まった機能を知っていないといけません。

 

「使う」という段階にだけ注目した時には正しい構造を知る必要はなく

その道具が対象物に与える機能に対する効果を認知している必要があるんです。

正しい構造を知る、考察する、その段階は他の星座の要素となります。

 

そして何より必要になるのは因果律の把握なんですね。

 

これは我々の時間経過の認識にも関わってくるんですが

 

道具の使用において何故必要になってくるかというと

 

区切り、区切りを見て

段階を認識し、結果を予測して考えていかないと道具は使えないんですね。

 

山羊座にて

北海道産小麦を使用し、瀬戸内海産で茹で

ダシ日本海カツオの鰹節を用いて完成された「ウドン」

これが時間を経て「歴史」となり、こだわりという「伝統」となる訳ですが

 

黄色のマーカー部を抜き出し

小麦を使って麺を作ってゆでしたら「ウドン」になる

ダシには鰹節が必要

 

「ウドンが食べられる」という結果がもたらされれば良いわけですから

途中の水色マーカーはとりあえず置いておいて良いんです。

 

マーカーを付ける行為

これがアナログのデジタル化です。

区切り区切りでパッケージングして使用する事。

 

 

山羊座にて物事が完成しましたが

物事を作っていく上で「失敗作」という物が必ず生産されます。

先程の故障車の話ではないですが

故障車は故障車として使いどころを探します。

失敗を失敗として見ないんですね

 

だからこそ水瓶座は反社会的にも見られます。

正誤によって捨て去られる可能性は水瓶座にとっては被利益的だと思うからで

そこから「友達」のワードや「博愛」も水瓶座のキーワードに入ってくるんですね。

 

違うモノを認める事で友達が作れ

博愛的にもなる。と言えます。

 

様々な完成形態に溢れる世界を見る事が段階における完成の違いの認知です。

 

さらにその「完成」に違いを見出すということは

冒頭において「時間軸から離れる」と述べました

その段階、段階の認知が可能になるということ。

 

山羊座の時間経過を理解した「歴史・伝統・手順の踏襲」という形で動く事

それはつまり「やり方も含めて一連の流れをもってしての物事の完成」なんですけども

 

「結果」を使用する段階である水瓶座においては

結果を先に挙げて、その結果に着目するだけなら他のやり方でも同じ結果を得ることが出来る事を考える事が可能となる訳です。

様々な段階における「完成」を切り取って使用する

 

「ピザを食べたい」という動機を満たすためには作るか買うかした所で

どちらにせよ「ピザは食べられる」

よって、物事は完成される。

ということが水瓶座の認識

 

自分の認知しない時間軸の段階、段階を認める事でそれぞれの「完成」を使用するに到れるんです。

 

意識を全体から離し、かつ自分の立ち位置は変わらずに全体を見る場所に位置取る。

それすなわち、ある結果、結果の集合体である「現在」においてその因果性の認識に意識が向く。

そのカテゴライズされた結果が同時間に脳内処理される事。

それが「時間を止める時魔法の正体」であり、「完成物を使用する」という事

 

山羊座の縦軸の時間移動が

水瓶座では横移動も増えたよ。みたいなことです。

 

これが風の不動星座の姿なんですね

 

前回記事において水瓶座は

他者軸により与えられた限界を

今度は自分軸において他者に与えていく立場を取るようになる。

と予告させて頂いた話をようやくここで致しますが、

 

時を止めて、時間軸を無視して結果達を並べ、横や斜め移動をする

 

どの段階や時間、時期においてもその現状というのは一種の完成と言えるんです。

 

限界=完成=区切りだという話の続きになるんですが

 

水瓶座においては「現状」をある種の完成として見て接する為、成長を求めないんです。

それが平等と言われる由縁に繋がります。

 

現状において「人間」というカテゴリに分類される以上、肩書き、名前、年齢などはその要素に過ぎない

という思考をするんです。

自分軸にて外界に形を与えていく行為というのは、

全てが完成であり、答えである。

 

アナログをデジタル変換するように

段階における完成でとりあえず区切り「結果」を認知する

それをフローチャートでも作るかのように使用する訳です。

 

獅子座の対向星座である理由は、

獅子座の意識段階においては「許される」という作用が強く働く

その反対に位置する水瓶座では自分が「許す」側に回るんですね。

 

木が森になるような情景です。

獅子座での特別は水瓶座で庶民が底上げをされる事によって獅子座が地面に降りてくる運動が水瓶座にあたります。

地面がグワッと上がるわけですね。

 

特別である獅子座が王であるならばあってはならないことですが

様々な「形」を使っていかなければならない水瓶座では「特別」があっては困るんですね。

 

それが革命家のようなワードを与える原因でしょう。

 

水瓶座において理解できない物はない。

型に嵌まっていく、形がわかってしまった時、人は怖いものなどなくなるんですからね。

 

全てをフラットに見ようとするんですね。

水瓶座に占星術師が多いのもそれです。

 

フラットになる為には「被支配」ではなく「非支配」でなくてはなりません。

 

何にも支配されない者になる為の動きが水瓶座にはあります。

だから蠍座や牡牛座とスクエアを形成するのです。

 

その囚われからの逸脱という作用が極限を迎えてくると

自らの「意識」すらも必要ないという所に落ち着き

魚座の「無意識」の領域に踏み込んでいく、というサイクルに入ります。

 

 

 

とりあえず前言通り

水瓶座までの種の回収がおわりました。

 

次は少し飛びますが

双子座の解説をしながら現在の問題点等をあげていこうと思います。

 

それではありがとうございました。