魚座と乙女座 | 詭弁書蔵 三ツ目亭

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世の中を見ながら思った事を書いていきます。
とんでも占星術やら隠謀論やらオカルト等
真理探求に終わりはないようですな。

魚座と乙女座

 

魚座って一番理解しがたい星座だと思うんだけど、皆さんどうなんスかね。
私はなかなか手こずりましたけども。

 

魚座のステレオワード

博愛主義
夢見がち
ぼんやりしている
不思議ちゃん
芸術的
時間感覚に乏しい
現実感覚に乏しい
直感に冴えている
神秘的
厭世的
癒し系

 

とりあえずこういった所ですか。

 

分かりやすいようで分かりづらい、しかしなんとなく言いたいことはわからんでもない。
そんな魚座のシンボルに当てられている事の全体が
核心がどうもぼやっとしていて魚座が何を元にそれらを司っているのか判別しにくい。

そうは思いませんかね。

 

そんな所がまた魚座なんだよね!

 

なんて感じで片付けられたらシステム構築する側としては非常に困るんです。

電気を生活に結びつけるような事を求められるのが占星術なんだから。

「雷は神様の怒り」っていう時代を終わらせたいんですから。そもそも。

 

 

 

12星座をエレメント的に考えた時に

他の星座と組み合わさってどういう関係となるのか。

どういう効果を及ぼすのか。


上記に挙げた魚座の特徴がどうして並ぶのか、根本となるモノはなんなのか。

魚座の根っことなる要素。

魚座の種とでも言えるその部分を見てみよう。
という記事です。

 

さっそくではありますが、12星座を考察していく上でスムーズに行く思考法として
星座盤に置かれている位置関係に着目すること。
対向星座、スクエアの星座、水星座
この三つの要素を考慮しながら関連する星座と比較するやり方で進めていきたい。

 

まず、魚座の基本要素として

「顕在意識を信じない」

という軸がある事を先に申し上げておきましょう。
 

逆に乙女座は「顕在意識を信じる」所から始まる。

 

どういう事かと言いますと

 

乙女座は信仰

魚座は自分の気持ち

 

こういう違い。

ただこの「自分の気持ち」って奴を説明するのが非常に難解でござりまして・・・。

自分の気持ちってひらべったく言っちゃうと「I Feel」の蟹座だったりと被っちゃったりとかさ。

他の星座に気持ちはないんかい、的な話になると面倒だしさ。

 

ここはとりあえず
顕在意識を主に使っている我々にとってわかりやすい乙女座の話から進めていきまっしょい。

 

今、目の前に起きている外的接触を「真実」として見るのが乙女座なんですね。
乙女座の大きな特徴として「判断基準の物差し」は自分にはない。

ということ。


乙女座といえばよく「学生」や「修道女」といったワードが当てられる。

乙女座の軸には宗派や分野の違いはあれど「信仰」があると言えるからなんですね。
 

人は学習する上で、軸となるその人の当たり前が必要となってくるのはイメージできるだろうか?


何を規準に目の前で行われている物事を考えていけばいいのか。

という話だ。


例えば算数。


「1+1=2」


という決まり事が絶対でなければ何も決めることが出来ないからだ。


簡単に言ってしまえば乙女座は
「1+1=2教」という宗派に属して初めて活きてくる要素という事だ。


化学教の化学者が「幽霊や波動なんて物理的に起きていないことは存在しない」と言い切るのは乙女座のわかりやすい現れかもしれない。

それとは逆に「聖書に書かれているから貞操は守らねばならないのだ」というのも乙女座なのである。


これを元に考えれば謎多き魚座の持つキーワードの根本が見えてくる。


では、先程挙げた「顕在意識を信じない」と言えるのか言及していこう。


魚座と切っても切れない「博愛」という観念。

 

この話をする上で「愛」という物の定義をしなければならない訳だが、この世では多種多様に愛という言葉が用いられている。
「愛」について語ると本筋まで行くのにもう一つ記事を増やさなければならないので断腸の思いで省略させてもらいますね。ニコリ

 

「愛=理解」

 

さっくりいきますと、
自分が正しいと思っている事と違う事が起きた時、拒否をしないことが愛。

という事だ。

 

「それでもあなたを間違っているとは言わない。」


そういう考え方だ。

 

自分の信仰(当たり前)と違う行動をする相手に対してどう対応するか。

 

これに対し
魚座の持つ人格的影響のベクトルは基本何も信じないモノとなる。
だから他人や周りを許せる。

目の前に起こっている事象に対し、「絶対」を期待しないのだ。

 

誰よりも自分が知っているのである。

お解りいただけただろうか、周りを信じず、純粋に自分を信じているのである。

 厳密には自分のイメージを信じているのですが、それはまた後程。

 

それがつまり「顕在意識を信じない」ことの解りやすい入口となりますので、このまま行きましょう。

 

と言いながらも実は

 

ここまでは「水瓶座」の要素が働いた上での魚座理解の下地に過ぎない。

 

言ってしまえば水瓶座の説明をするだけで上記ケースは片付いてしまうのだ。

 

山羊座→水瓶座の関係を考えてもらえばイメージしやすいとは思いますが

 

ひとつ先の星座はひとつ前の星座の価値観を否定する働きを持っている。

 

つまり、この記事で言うところの乙女座の「信仰」という価値観は

天秤座での「他者」の登場において既に否定されている。と言えるんですね。

 

この考えを持った上で

水瓶座を否定して魚座は何を価値観に置くのか。

 

水瓶座と魚座って何がどう違うのよって話。

おk、です。

 

 ホロスコープには東半球と西半球というファクターが存在しますね。

この違いは、MC.IC軸を基点に分けられた自分軸と他人軸という違いです。

基本東半球の星座は自分を信じている方達である。

というのはホロスコープの基礎的な話になるんですが、調度「他者軸」から「自分軸」に戻ってきた水瓶座が何を価値観の基準に置いているのか。

それは自分の考えでの「論理的思考」と言えるんじゃないでしょうかね

山羊座が他者軸でありますから、それを否定して自分に戻ってくる流れはとりあえずの説明として解りやすいかと、もちろんこの一文で水瓶座も山羊座も説明がついてる訳ではないので悪しからず。無論別記事でこの記事と同じように説明をいたします。

 

では、それを否定する魚座の段階で考えると

 

 

「論理的思考」を削ぎ落とすのである。

 

と言えますね。

 

どの占い本でも書いてある当たり前の事をドドンと書いた所で今更感しかないかも知れませんが、それがいったいどういう事を指しているのかという事をつかみにくいのが難点なんですよね。

 

結局これが世に言う「悟り」だったりとか「集合意識」とか言われるもんなんですけど。

まるで一般人には備わらないありがたい要素みたいで距離感じちゃいますよね。

 

全っ然そんな事ないんですよ。

12星座の要素は各個人が必ず12個持っている「意識の材料」なんですから。

 

 

さてさてここからが魚座のミステリアスな部分をクローズアップしていく話となっていきます。

しっかりと魚座がなんたるかを知りたい方にオススメです。

 

論理的思考を削ぎ落とした思考ってなんなのさ?っていう話です。

 

そこで大変申し訳ないんですけども、

魚座と乙女座を考える上で外せないのがこちらの記事。

アカシックレコード①

https://ameblo.jp/jack-around-minagi/entry-12390314663.html

アカシックレコード②

https://ameblo.jp/jack-around-minagi/entry-12390581209.html

 

 

ざっくりでかまわないので。
魚座が、魚座たる話の核心の話になっているので是非読んで欲しいんですよ。

魚座と乙女座が対向星座でぶつかり合っている様がしっかりと描かけていると思うんです。

特に「シュレーディンガーの猫」の所。

 

読まなかった人には根拠提示なく断定的な話として進められちゃうんだけど、それでもよければそのまま読み進めどうぞ!

支障はないと思われます!(たぶん!きっと!…がんばる!)

 

「記憶は思い出す度にそこで改めて作られる情報」
「この世界に時間は存在しない」
「意識=思考」

 

こんなことが書かれてあったと思います。

 

この記事に何が書かれているかというと

「人間の意識ってなんなの?」って事を詳しく書いた記事なんですよ

意識ってのは思考だって書いてあるんですけど

思考無しに人間は語れない訳ですよ。って書いてあるんですね。

 

まず水瓶座の司る「独立した論理的思考」なんですけど

 

論理的思考に絶対的に必要な物ってなんなのかと

それずばり「言語」なんですね。

言語を使わずに我々は考えをまとめることが実は出来ないんですねぇ。

 

結局何が言いたいかと言いますと

魚座の司る思考。

それは「言語を有さない思考」なんですね。

 

こういうのって世間的にイメージと呼ばれるものなんだけど

一度やってみて頂きたい。

思考実験です。

 

「今、あなたの居る部屋の向こうをイメージする。」

これだけを頼りにイメージ出来るモノは容易いでしょう。

ただその先を想像しようとした時に「言語」を頭に思い浮かべないでイメージしようとするってのがなかなかに難しい事なんですね。

 

まぁ、これは私の惑星配置のせいでもあるかもしれませんね、得意な方は得意だと思うんですよ。

 

そんで今やって頂いた、この「空想」と呼ばれるものが魚座の司る物に結びつく訳ですね。

 

博愛主義で夢見がち、ぼんやりしている不思議ちゃん。
芸術的だけど時間感覚に乏しくて現実感覚にもちょっぴり乏しい。
直感に冴えているし、なんか神秘的。
そんな癒し系のアナタ。

 

いつものふわふわ魚座ちゃんにようやく出会えました。

そしてその魚座の見ている物というのが「アカシックレコード」なんですよ。となる訳です。

 

次回はなんとなく天秤座!いっちゃいます!

 

天秤座ってなかなか不憫な星座だっていう話します

天秤座・蠍座辺りの領域はなかなかシビアなんですよね。

 

 

それではありがとうございました!