アカシックレコード2 | 詭弁書蔵 三ツ目亭

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とんでも占星術やら隠謀論やらオカルト等
真理探求に終わりはないようですな。

小ネタのつもりで書き始めた「アカシックレコード」の記事なんだけども、
案外長くなっちゃったから2部に分けちゃいます。

 

先に言っておきます。

ほとんど面倒くさい記事です。

面倒くさい話が嫌いな人は下まで一気に飛ばすことをオススメします

 

さて!

前回記事で話した事としましては

 

①人間は意識外に出られない。
②時間は認識出来ないだけで伸び縮みしている可能性がある。

 

そこで忽然と、「パラレルワールド」の可能性を示唆しちゃった訳なんですが、

 

まず

「タイムパラドックス」なんて話は割と有名なワードだとは思うんだけど。
ご存知だろうか。

 

「過去に遡って両親を殺しちゃうと自分は死んでしまうのか。」

っていうシンプルな話があるけど


ドラえもんがのび太くんの元へ来た動機なんてのもまさにこうだよね。

のび太くんの孫のセワシくんがしずかちゃんがおばぁちゃんの未来でないと生まれない。

だからそういう未来に進んでいってくれ。

 

という話ですね。

 

サンプルとしてはいいエピソードだと思うからそのまま引用しちゃいます。

 

このエピソードの分岐としては2パターン
①しずかちゃんと結婚→孫のセワシくん生まれる
②ジャイ子と結婚→孫のセワシくん生まれない

 

のび太くんの未来として二択として話が進んでいってるんだけど、

時間軸が一つの場合、その分岐の片方は消えてしまう。

 

だからセワシくんは焦った訳だ。

「俺このままじゃ消えちゃうじゃん…!」

つって。

 

しかしだね、実際その時間軸においてセワシくんは存在している事実がある訳だ。

 

仮に、のび太くんがしずかちゃんと結婚せずにジャイ子と結婚した所でセワシくんは

のび太くんとしずかちゃんの孫として生まれてくるんだよね。

 

何故かというと「しずかちゃんorジャイ子」の二択の可能性が存在する時点で

時間軸はそこで分岐して増えるからなんだ。

 

簡単に言えば、のび太くんが認知してないだけでのび太くんが増えるわけね。

 

それは「…かもしれない」と存在する可能性の数だけ増えていく。

正確にはのび太くんの人生が増える。ということになるんだけど。

 

それをさらに絡めていくと

①のび太くんの所にドラえもんが来る時間軸と
②のび太くんの所にドラえもんが来ない時間軸が存在する。

 

セワシくんがのび太くんに会うためにタイムマシンに乗って過去に行く
①その時代から帰ってくる時間軸と
②その時代から帰ってこない時間軸が存在する

 

なんとなくわかってきたかな?

 

前提条件としてその両者が矛盾する時間軸は干渉しあわない。


あくまで分岐が増え、時間軸のパターンが増えるだけでパラドックスは起きない

ということ。

 

ただ、この話には続きがありまして

 

前回言及し損ねた量子の世界ではこういう現象が実際に起きている。

 

実際にそういう結果が導き出されているという事が問題というか

SFの話が現在実際に現象として存在する。という事なのね。

 

理系かじりなら「シュレーディンガーの猫の思考実験」というワードを知ってると思うんだけど

 

ごめん、

面倒だから一旦wikiさんから貼っ付けさせて頂きます。

まず、蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。
箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。
もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。
しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。
一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。

この系において、猫の生死はアルファ粒子が出たかどうかのみにより決定すると仮定する。
そして、アルファ粒子は原子核のアルファ崩壊にともなって放出される。このとき、例えば箱に入れたラジウムが1時間以内にアルファ崩壊してアルファ粒子が放出される確率は50 %だとする。
この箱の蓋を閉めてから1時間後に蓋を開けて観測したとき、猫が生きている確率は50 %、死んでいる確率も50 %である。
したがって、この猫は、生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならない。

我々は経験上、猫が生きている状態と猫が死んでいる状態という二つの状態を認識することができるが、このような重なりあった状態を認識することはない。
これが科学的に大きな問題となるのは、たとえ実際に妥当な手法を用いて実験を行ったとしても、観測して得られた実験結果は既に出た結果であり、本当に知りたいことである観測の影響を受ける前の状態ではないため、実験結果そのものには意味がなく、検証のしようがないということである。


ややこしいので4行でまとめると
①気まぐれ粒子がスイッチとなるガス室に猫入れる
②50%の確率で猫死ぬ
③観測するまで猫ちゃんは死んでいる結果と生きている結果は両方存在しているとみなされる。
④これじゃ結局どっちかわかんねぇよな、蓋開けた時に死んだのかもわかんねぇし。

 

っていう例え話。ぬこ…。

 

ドラえもんのタイムパラドックスの話と結局言っていることは同じなんですな。

 

①しずかちゃんと結婚→孫のセワシくん生まれる
②ジャイ子と結婚→孫のセワシくん生まれない

 

この二つの結果は選択の余地がある段階で50%ずつ重なり合って存在する。という事。

猫ちゃんの話において一番大事なことは
本当に知りたいことである観測の影響を受ける前の状態ではないため、実験結果そのものには意味がなく、検証のしようがないということである。

という観察者バイアスを嘆く一文なんだけど、


これが前回記事の話に結びつく。

 

①記憶は毎回、生成されている。
②人間は自分の意識から出ることが出来ない。

 

つまり、

蓋を開けないと猫の生死の確認が出来ない=意識を通さずに結果を見る事が出来ない

 

という話になる訳ですよ。

ここでようやく前回記事の補足が終わって続きがかけるようになるんだけど。

 

記憶は思い出した瞬間に改めて生成されるもの。
つまり、観測し始めた段階でようやくコミット出来るものだと言えるんだ。

 

「思い出す」行為をして初めて記憶が生成される。という事。


何が言いたいかというと「思い出す」までは過去が存在しないと言える訳。

 

んじゃその仮説を逆手に取った時に立つ仮説は

 

人間は未来の記憶も有していることにもなり得る。

ただ忘れているだけだ。という事ね。

 

結果の異なる可能性の分岐を持つ以上その結果は既に存在している。と考えることが出来る。

 

ただ我々が認知できないゾーンにあるだけで。

 

で!

アカシックレコードとなんの関係があんのかと!

 

そういう話になりまさぁな。さすがにイライラしてきたことでしょう。

 

アカシックレコードという全ての記録が乗っている記憶媒体というものは

 

思い出せばイケる。という事

少なからず人間の記憶という物はひどく断片的な物じゃないですか。

19日前の14時52分に何をしていたかというのは普通覚えていない。

 

つまりその映像記憶、音響記憶をどれだけ脳から引っ張り出せるかって訳ね。

それはつまり「世界の創造」に直結する情報だし、間違いなくアセンションとしては成功したと見做していいと思われる。

 

だからみんな瞑想するし座禅組んでみるし。

松果体の活性を願うし。

松果体っていう使われてない脳の部位が脳の中央にあるんだけど、

昔から注目されてはいるんですよ。これは面白いからまた別記事で

 

ただ、マジでアカシックレコードを見たければ少なからず健常者を名乗る事を許されない時代だとは思う。

電波って意味じゃなく、現在の人間の脳としては脳の故障として扱われるか

他の機能が社会生活をする上で正常に機能しなくなる可能性が高い。

サヴァン症候群とか統合失調症とかね。

 

という結論でした。

 

未知の力に挑戦するにはそれなりの覚悟が必要そうですな。