今日は早朝から映画を。
「アリスとテレスのまぼろし工場」
本日公開ということで早速観て来ました。
製鉄所の爆発事故によって全ての出口を閉ざされ、時まで止まってしまった町。いつか元に戻れるように「何も変えてはいけない」というルールができた。変化を禁じられた住民たちは、鬱屈とした日々を過ごしている。中学3年生の菊入正宗は、謎めいた同級生・佐上睦実に導かれて足を踏み入れた製鉄所の第五高炉で、野生の狼のような少女・五実と出会う。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの脚本家として知られる岡田麿里氏の原作・監督・脚本による青春ファンタジー。アニメーション制作会社・MAPPAとタッグを組んだオリジナル劇場アニメ。
美麗な映像がまず素晴らしかった。
物語の舞台となる、とある地方の港町や時代背景がノスタルジーとともに独特の世界観を生み出している。
10代の閉塞感、恋愛、希望、切なさ、怒りだけじゃない色んな感情が入り混じる。
タイトルの意味する所…哲学的だが時が止まった世界と現実なども考えさせられるねぇ。
ラストの中島みゆきによる主題歌「心音」が胸に響く。
ネタバレない感想はこのくらいか。とにかく一連の新海誠作品あたりが好きな人にはハマるだろう。
自分は一連の新海誠作品より好感は持てた。とにかくこれだけの映像を見せられながら色々と考えさせられる余地を残しているところは凄いなと。小説が原作だというのもあるかもしれないが、勿論伏線回収が弱いとか設定がしっかりしてないとかの類ではなくて物語として一つの芯がしっかり通っているところというべきか。
あと、若い人たちが観ても私らのようなおっさん世代たちが観ても凄く感情移入がしやすいところも素晴らしかった。
そして恋愛ものだけに性的な表現があるのですが・・・これがまたドキドキさせるのが巧い。個人的にはこれがこの映画の一番見せ所かも。
ま、一番の疑問は「アリスとテレス」は出てこないってことですけどね(^_^;
しかしこのタイトルにしたっていうところも凄いんだよね。ともあれ一度は観たほうがいいよっていう映画です。

