夏真っ盛り。今年もお盆時期とはいえ猛暑が厳しいですがそろそろやってみますか。
まず1枚目は
阿陀夢ひろし「大人達を責めないで」
伊武雅刀さんの名曲「子供達を責めないで」のアンサーソングなのですが、ジャケの香ばしさに反して全く心に響かないコミックソング。歌っているのが子供…のような女性・・・のようなピッチシフターのような子供っぽくない子供声で正体不明(^_^;
歌詞も「大人は気前がいいです」とか「いろんなことを教えてくれます」などなど上げといて下げる感じで結構皮肉というか風刺も効いてるんですがここまで面白くないのもある意味珍しい。その要因として本家「子供達を責めないで」は何というか力技に対しこちらは軽快なシンセポップの伴奏に先ほどの拍子抜けしてしまう声が絡んでくるのでやっぱり力抜けしてしまい意味不明な感じが出てるのかな。コレは売れんわw中の人も存在自体が謎だしw
続いて2枚目
宮城まり子「ドレミの唄」
宮城まり子さんは「ガード下の靴みがき」やコミックソングではトニー谷さんとデュエットした「さいざんすマンボ」でも有名な戦後の高度経済成長期に活躍した歌手ですが、後年は自ら養護施設「ねむの木学園」の園長になり児童福祉に貢献するなどして昨年3月に亡くなられました。
その宮城さんが1963年にドレミの唄を歌っていたんですね。といってもみなさんご存知の「ドレミの歌」はペギー葉山さんバージョンでそれは1966年と後年なんです。
Wikiによると「1959年に『サウンド・オブ・ミュージック』をブロードウェイ公演の初日に見て感銘を受け、帰国後岩谷時子の日本語詞で吹き込んだ」とのこと。元々1962年に制作したアルバム収録の曲を翌年シングルカットしたそうで、この曲でNHK紅白歌合戦にも出場したそうです。
しかしそれにしてもペギー葉山さんバージョンの影響が色濃いためこちらのバージョンはホントに影が薄い。でもよく比較してみるとペギー葉山さんバージョンのほうが若干完成度が高いのかな。
ちなみに田代美代子さんという歌手も歌ってるんですね。しかもこちらも歌詞が違い
ドはドラムのド
レはレンズのレ
ミはミルクのミ
ファはファンファーレ
ソはソファーのソ
ラはランプのラ
シは白い花
とまぁよく捻りだしたことw(しかもソファーは被ってるが)
このドレミの歌ってちょっと調べただけで3つほどですが、この歌詞違いバージョンて他にも何バージョンかあるんですかねぇ・・・
そして3枚目は
新幹線大爆破 サウンド・トラック
映画ファンのみならずコサキンファンにもラビーのモノマネでお馴染みの和製パニックムービーの傑作「新幹線大爆破」のサウンドトラック盤 しかも7インチシングル!
A面が「脱出へのパスポート」
B面が「スーパーエキスプレス109」
という主題歌が収められています。
A面はスキャットの女王・伊集加代子(伊集加代)さんがスキャットをB面は和モノグルーヴマニアにはたまらないあの曲が収録されているなどこの2曲だけでも圧倒感が凄い。
調べたらこのレコード、超レア盤じゃないですか!w
しかも2年くらい前にヨーロッパで再発されてるのね。へぇ~知らんかった。
ちなみに私のブツはいつもの通り倉庫からの出土品ですw
というわけでまた発掘してきます!(=゚ω゚)ゞ