めたりか! | 新・づらづら日記

新・づらづら日記

音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

METALLICAのニューアルバム、ついに発売されました!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
イメージ 1
                      
8年ぶり通算10枚目のスタジオアルバム「HARDWIRED...TO SELF‐DESTRUCT」
[Disc 1]
1. Hardwired
2. Atlas, Rise!
3. Now That We're Dead
4. Moth Into Flame
5. Dream No More
6. Halo On Fire
 
[Disc 2]
1. Confusion
2. ManUNkind
3. Here Comes Revenge
4. Am I Savage?
5. Murder One
6. Spit Out The Bone
 
[Disc 3 (Deluxe Edition Only)]
1. Lords of Summer (2016)
2. Ronnie Rising Medley
3. When a Blind Man Cries
4. Remember Tomorrow
5. Helpless (Live at Rasputin Music)
6. Hit the Lights (Live at Rasputin Music)
7. The Four Horsemen (Live at Rasputin Music)
8. Ride the Lightning (Live at Rasputin Music)
9. Fade to Black (Live at Rasputin Music)
10. Jump in the Fire (Live at Rasputin Music)
11. For Whom the Bell Tolls (Live at Rasputin Music)
12. Creeping Death (Live at Rasputin Music)
13. Metal Militia (Live at Rasputin Music)
14. Hardwired (Live in Minneapolis)

前作「DEATH MAGNETIC」からはや8年、夏の発表から待ちに待った待望の新作。
1ヶ月前あたりから1曲ずつ発表されなかなか期待の持てる曲が多かったので早速全編一通り聴きました。

前作同様全盛期の革新的なリフやアイデアなどは無いものの、オリジネイターとしての存在感は圧倒的なもの。つまりMETALLICAらしさが前面に出ており逆に聴けば聴くほど味が増すものばかり。しかし前作と決定的な違いは「気負いのなさ」が良い方向に出ていて格段と聴きやすくなっている。

単純に楽曲そのものが良いというのもあるが、やっぱりこれくらいの格のバンドともなるとMETALLICAを聴きたくてMETALLICAを聴くのであるからそこに“らしさ”がないと単純につまらないのである。今回はその“METALLICAらしさ”に応えるべく可もなく不可もない泰然自若とした素晴らしい内容です。

そう書くと誉めてるんだか貶してるんだか分からないと思いますがw まぁこうして欲しかったとかもうちょっとあそこはああして欲しかったとかあれこれ探せばケチを付けられるところは沢山ありますよ。でももう30年以上やってきたバンドであってこれ以上どうしろと。比較対象が他のバンドなんかとでは単純に出来ないですし敢えて対象を探すとすれば過去の作品からでしかできないんですよ。なので過去の名曲たちと比べると劣るところはあるんですが、個人的には予想以上の内容。

まずメンバー一人ひとりの演奏が限界ギリギリまで頑張っている感じがしましたね。特にラーズのドラムは技術、サウンドともに今までで一番良く聴こえます。ジェイムズのヴォーカルは冴えているしギターのリフやハーモニーなども前作以上に練られているし、カークのソロは縦横無尽に弾きまくっているし、ロバートの唸るベースも良く聴こえるしw

またサウンドもい非常に作りこまれた感じがしてバンドサウンドとしての一体感という点でも前作以上。元々METALLICAのスタジオアルバムは作りこまれていたから、前作がライブのグルーヴを重視していたとすれば今回は楽曲重視であくまで納得が行くまで作られたのだと思う。長尺の曲が多いけれどもさほど長く感じずだれる感じもせず展開、構成なども無駄が少ない。DISC1のスラッシー/アップテンポの躍動感とDISC2のミドルテンポのグルーヴ感が対を成すような感じでもあり、本編最後はファストナンバーで締めるところはやはり、なのであろう。 ちなみにデラックス盤のボーナスディスクはこのアルバム発売までに発表さたカバー曲を含めた4曲と最新ライブ音源の10曲が収録。昔はMETALLICAはこういう売り方しなかったけど時代の流れには逆らえなかったのでしょうかね。しかしこれも80分近くなのでかなりお得感アリ。ちなみにジャケットも通常盤と若干違う仕様となっています。
イメージ 2


欲をいえばひねりが少ないというところが欠点になっているというか。しかしこの点は個人的にはストレートな聴きやすさに重きを置いたのであればこれで正解だと思うのです。またCD2枚組というと超大作なのかと思われがちですが、実はほぼほぼ80分なので下手すれば1枚で収まったところを敢えて2枚組で出すという自信の表れ。曲順構成も当初の予定から変更されたそうですが、どうやらアナログ盤の兼ね合いもあって現在の楽曲になったようです。で、そのアナログ盤は当初の予定どおりの曲順だそうな。

しかしMETALLICAはMETALLICAなのですね。この8年で過去の迷走ぶりが吹っ切れて自信に満ち溢れているように見えます。スラッシュ・メタル創世記のバンドではあるがもうスラッシュ・メタルのカテゴリーでは語れないレジェンド・バンドなのですものね。他者を寄せ付けない貫禄を感じたアルバムです。