奇跡 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

☆『R-1ぐらんぷり』ハリウッドザコシショウが初優勝・・・・・・まさかとは思ったがホントに優勝してしまったんですね。いやぁスゴイなぁ。完全に放送事故レベルの芸がゴールデンで流れていること自体も面白かったわw 会場もどっかんどっかんウケてたけどゲストの坂上忍が言うとおりザコシを初めて観たお茶の間の視聴者は付いて来れなくて不快感満載だったことでしょうねww 個人的には腹抱えて笑わせていただきました。ザコシさんおめでとう。


確かに普通の芸の完成度としてみては最低クラスだけどそれでもあの破壊力は群を抜いていたな。ああいうハイテンションの芸はそれこそ小手先の芸になりがちだけどそこに誰もやっていなかった全く似てない(というか似せてない)雑なものまね芸をぶっ込んでいったのはプラスになったし何より「あらびき団」の頃から軸がぶれていなかったのがすごかった。彼の芸はねマイナスとマイナスをかける芸なんです。以前は足し算になることが多かったんでそのままマイナスになってたんですがねw そこが「キング・オブ・あらびき芸」の称号を持つ彼だけの持ち味。玄人好みの芸は多くの敵を作っても仕方ないと思うがアレだけきっちりやり切れたことがすごいと思う。まぁ今のフジテレビはこれくらいしないと固定ファンは獲得できないと思うな。


しかし今年のファイナリストはホントに横一線だったね。まぁレベルは中の上程度だったけど。

エハラマサヒロは相変わらずウザイキャラで面白かったけどある程度読めちゃってるからね。だからイマイチ爆発力がなかったのかな。あとはトップバッターってのもアンラッキーだったね。

小島よしおが意外に面白かったのは収穫だったな。しっかり自分の持ちネタ入れつつ旬で自虐的な事務所ネタや見た目のインパクト勝負も計算のうちだったんだろうけど結局もう一ひねりがなかったんで結果的に印象が薄かった。でも悪くはなかったと思う。

シャンプーハットこいではいかにも大阪ローカルの芸人って感じで型にはまった芸がいまひとつだったかな。フリップ芸、手が込んでて悪くはないんだけどCOWCOWの善しやバカリズムあたりと比べると・・・ってところでちょっと割引き感が。

おいでやす小田はネタを被せて行く1人コントでそこそこ面白かったけど、ザコシの後っていうのが響いたかな。あのテンションの後でだと誰もがかなり厳しい。これもアンラッキーだったかな。

横澤夏子はやっぱり安定感あって面白いんだけどね。やっぱり爆発力が少なかったのとどうしてもネタ的に柳原可奈子と被るところがあるからちょっとその辺の既視感が減点材料かな。

厚切りジェイソンは去年より話芸が安定してそこそこ面白かったけど、去年ほどのインパクトを凌ぐことができなかったのはボード芸で分かりやすかった芸をやめて話芸1本で勝負してきたところかな。アレがあるとないとだけでも印象大分違うんだよね。

ゆりやんレトリィバァは安定感のある話芸とアクション芸で良かったんだけどね。やっぱり関西独特のノリがイマイチだったのともっとネタに爆発力を持たせたら最高に面白くなるんだけどなぁ。あとはそこだけだと思う。

とにかく明るい安村は昨年大ブレイクのきっかけを掴んだ裸芸を捨て野球ネタで勝負を挑んだけど、あれと比べるとインパクトもないしイマイチ分かりづらい芸だよね。ああいう芸人が守りに入ったら絶対ダメだという良い見本ですw

そして敗者復活組のサンシャイン池崎、ルシファー吉岡、マツモトクラブの3人はやっぱり厳しかったね。特に去年も出たマツモトクラブは多少良くなってたけどもうちょっとスッキリさせないとダメかな。


しかし今年もあらびき団出身のあらびき芸人が掻っ攫って行きましたがまだまだ居そうな気がするんだよねw 時代の流れが変わらないうちにブレイクしておいたほうが良い芸人は芸を磨いておいたほうがいいと思う。そのためにも「あらびき団」復活してくれないかなぁ・・・( ̄▽ ̄)