☆NHK一部のバラエティーに苦言・・・・・・ヤフーニュース(日刊スポーツ)からですが以下抜粋
NHKの2014年度予算案審議が始まった25日の衆院総務委員会で、同局が製作する一部バラエティー番組の内容に対し、「NHKがわざわざ放送する意味があるのか」と、苦言が寄せられる場面があった。 質問した日本維新の会の中田宏衆院議員は、「NHKの番組が、ひとことで言うと低俗になっていないか。何だこりゃという娯楽番組が、いくつも並んでいる」と指摘した上で、「ケータイ大喜利」「コントの劇場」「七人のコント侍」の3番組をやり玉に挙げた。 「何人かに聞いても、『NHKがやる番組じゃない』という答えをもらった。NHKは何のために公共放送という意味を持ち、国民から受信料を徴収しているのかという自覚が疑われる。あまりにも民放のまねをしすぎていないか」と主張。「私が低俗と勝手に決めつけられるものではないが、娯楽番組ひとつとっても、地域性や日本の文化をひもとき、それに若い人が関心を持てる番組にしてほしい」などと、注文した。 籾井勝人会長は「大変参考にさせていただき、今後のNHKの娯楽番組のあり方を、いろいろ研究させていただきたい」と応じた。新藤義孝総務相は「さまざまな公衆の要望がある。NHKはよく聞いて、番組を編成してほしい」と答弁した。何でこうも実際にその番組を観ていない人間が「低俗」と断言してしまうのでしょうか。本当に低俗であればとっくの昔に番組は終了していますよ。単純に支持者のご機嫌伺いでもしているのかもしれませんが、それ以上にこういったバラエティ番組の支持者を敵に回すとあとで痛い目に遭いますよ。
逆に『NHKがやる番組』って誰が決めるんですか? 『NHKはこういう番組しかやってはいけない』って決め付けたらそれで視聴者が満足できるんですか? できないから様々な番組作りに挑戦しているいるんじゃないんですか? それはNHKだけでなく民放各社他の放送局はそれこそ知恵を絞ってやっているはずですよ。それをただ単に気に入らないからという理由で「低俗」というのはいかがなものか。その後「私が低俗と勝手に決めつけられるものではない」と逃げ腰でいうのであれば他人からいわれたのを鵜呑みにするだけでなくきちんとその番組を観て精査してから発言してもらいたいものですね。
個人的には「ケータイ大喜利」なんかはNHKだからこそできる番組だと思うんですがねぇ。民放だとなんか違う方向へ行っちゃって面白くなくなりそうなところをNHKという媒体で一般視聴者がギリギリのラインを狙ってネタを作ってそれをプロが面白くしていくというところはかなりのリテラシーを必要とするし少なくとも民放のバラエティよりは低俗ではないと思うんですがねぇ。コント番組も民放がやりたがらないからNHKでやっているわけだし。NHKも安直に番組を作っているわけではないと思うのだが。何か腑に落ちないね。
今日のBGM:お願いがあるの (木元泉、コーラス:大橋巨泉とザ・サラブレッズ)