失神寸前 | 新・づらづら日記

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音楽・お笑い・スポーツ・アニゲetc. 雑食系バカ・ジャブきちが綴る日々の雑記帳です。令和元年6月、ヤフーブログから引っ越してきました。

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 先日、よく行くCDショップにて應 蘭芳のベスト盤「歓喜歌謡完全版」が出ていたので10秒即決でゲットしてきましたw                                                                                                                                                                                                                               



 幻の名盤解放マニアやモンド歌謡フリークなら一度は耳にしたことのある應 蘭芳が歌うフェロモン歌謡の数々。「渚の歓喜(エクスタシ-)」「痛い痛い痛いのよ」など初めて聴いたらおそらく赤面してしまうだろうw ソコまでに色気が前面に押し出されてしまっていて、発売当時(40年近く前)には即放送禁止になってしまったというるシロモノなのだ。当時「伊勢佐木町ブルース」などに代表される「ムード歌謡」という一種の大人向け歌謡曲がはやりつつあった時代に便乗でこういうものがひっそりと出されたのだが、ここまでの意味深な内容と色気は当時でなくてもやはり問題であっただろう。(苦笑)



 應 蘭芳さんとは元々女優さんであって歌手ではない。しかし映画全盛の時代主役級ともなると主題歌の1つも歌わされるのである。その1つがこのCDにも収録されている「火遊びのブルース」(写真下)である。この曲に限らず前述の2曲共々旋律を無視してネットリしたフェロモン全開のセリフ風にアレンジされているのである。(まぁコレは本人の意思ではなくディレクターや作曲家の仕業だと思うが)これらの曲が原因で当時周囲からはアレの時に失神してしまうという噂が立ち「失神女優」という称号まで授かってしまったそうな。不本意とはいえまぁそうなるわな。(苦笑)



 このCDには應 蘭芳さんが当時発表した4枚のシングル8曲と同時期に企画盤としてよく出ていたあるBGMアルバムの曲間に収録されていたナレーション6本と'94年に収録された「火遊びのブルース」、そしてこのCDのために新たに収録されたナレーション+クレイジーケンバンドによるトリビュートソング「OH! LANG FANG」で構成されている。正直クレイジーケンバンドの曲は蛇足気味だが以前からこういうアルバムとしての発売が待ち望まれていただけにウレシイ。しかもアナログフリークには堪らない当時のビクターレコードのレーベルをCDレーベルに完全再現&紙ジャケ仕様のパーフェクトなのだから力の入れ様が違う。まったく湯浅学氏の尽力には恐れ入るものがある。


 個人的にこのCDの聴きどころは何といっても曲間にちりばめられた初CD化のナレーションの数々ですね。コレはスゴイ!思わず唸ってしまうしかないのよw このちりばめ方のチョイスも文句なし。



 なお應 蘭芳さんの経歴は女優、歌手だけに留まらずスキューバダイビングや車のA級ライセンス保持者でもあり現在はスカイダイビングの日本落下傘スポーツ連盟理事なんかも務められているアクティブな方だそうで。人間、見かけにはよらないものである。しかもこのCDの企画にも新録で協力して頂けているあたりシャレも分かる方なのでしょうね。




今日のBGM:渚の歓喜(エクスタシー)[應 蘭芳]