しかしまぁアメリカの選手もああなると可哀想だよね。頼んでもいないのにアレだけひいきにされるなんてひいきの引き倒しとも言うかかえって逆効果のような気もした。それに体調面で云々言われるが確かに例年だったらまだプレシーズンで体もまだ万全ではないし怪我だって注意しなければならない。だがそれはどの選手も一緒だ。それは理由にならない。
またこの大会を見て少し考え方が変わった。大会に出なかった一部のメジャーの選手を見ていると何か「金に見合わない仕事をするのはいやだ」といわんばかりの態度なので正直シーズン通して応援したくなくなってくる。これで結果が残せなかったらそれこそ野球する資格ないよとも言いたい。
それは「何のために野球をやっているのか?」という疑問にどれだけ率直に答えられる選手がいるのだろうということにも繋がる。結果メジャー選手ばかり集めたアメリカが負け「メジャーだけが野球じゃない」ということも実証されたわけであるし「高額年俸選手≠ベストプレーヤー」も実証された。つまり金や勝敗云々よりもこういった「国を代表して選手として出る」という心意気が何よりのプロ意識だと感じた。
それを考えるとイチローは凄いなぁと改めて思ったりもした。彼は愛国心もさることながら野球を愛する心は誰にも負けないというプライドよりも強い信念があるんだね。だからああいう挑発的な言葉も出てくるのか・・・他意はないんだよね。
気持ちは分かった。そうなると次の3度目となる韓国戦、絶対に負けられないが勝負はどんなに努力しても全ては時の運。万全を期してもらい健闘を祈る。
今日のBGM:A WHITER SHADE OF PALE (PROCOL HARUM)