そんな中、80年代後半からジャーマンメタルブームを創ったHELLOWEENの初期のアルバム4枚がリマスター盤として再発されたので早速HMVでたまった6000円分のポイント使って全部買っちゃいました。ちなみに曲数一緒だったので輸入版。(日本盤は今月後半発売)いや~、初期HELLOWEENに関しては私の青春の全てが詰まっているんでね。(苦笑)
一口にリマスター盤と言っても音が確実に良くなるわけではなくそんなに変わらなかったり逆に変わりすぎたり悪くなる場合もある。これはまぁそのリマスタリングする技師の指向やアーティストの意向もあるわけで。
でもってこのHELLOWEENの場合は思っていたより悪くない。まずオリジナル盤より余分なリバーブ系のエフェクトを排除したせいか立体的になり音の分離が良くなって楽器の音の抜けが良くなったこととマイケル・キスクのヴォーカルが前に出た感じになったのが良かった。特に「WALLS OF JERICHO」と「KEEPER OF TEH SEVEN KEYS PART.1」は格段に良くなっている。まぁ前者のほうはオリジナルレコーディングの音源自体があまり良くないので多少パワフルになったかな程度で大した差は感じられなかったが。(苦笑)
しかし音質云々よりこの「KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART.1&2」はいつ聴いてもいいねぇ。当時も全曲空で歌えるほど耳タコで聴いてたけど今聴いても色褪せていないのが嬉しい。本物は時代を問わず生き抜いて行くもんだよ。それに引き換え今のHELLOWEENは・・・・・まぁ比べるのは酷ってもんだが私はあのヴォーカル(アンディ・デリス)が声質的にあまりHMに合わないと思っているんで加入した頃から良くは思わなくなっていたというか熱が冷めていった。彼はPC69みたいな方向性だったら文句は無いのだが。奇しくも去年発売された「PLACE VENDOME」とヴォーカルが交代したような形にはなったが、やはり表現力としてはオールマイティな分”キスケ”のほうが上だね。彼にはもっとHM/HRをやってもらいたいんだが・・・まぁそれはそれとして。
今日のBGM:INVITATION~EAGLE FLY FREE (HELLOWEEN)