A-8

逆回路の過去問は平成21年1月期A-8に遡ります・・・

 
R[Ω]に対する逆回路は
①CをL、LをCに変更する(取り敢えず形だけ変えて、インダクタンスや静電容量の変換はあとから行う)
②直列接続は並列に、並列接続は直列にする
ことで作ることができます。
このとき、変更前の回路のインピーダンスをZ1、変更後の回路のインピーダンスをZ2とするとZ1・Z2=R^2の関係が成り立ちます。
 
ここでインダクタンスと静電容量は
が成り立ちます。すなわち変更前後のLCの値は常にL/C=R^2が成立します。
(導出は前出のブログ御参照下さい)
 
それでは問題を解いていきましょう。あとは簡単な数値計算です。
【L1
【C1
【C2