夏本番!源流イワナ釣り | 2nd rangeroverのブログ

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梅雨明けでもう夏本番ですね。奥武蔵源流には先週も出向いたのですが、納得できる釣りではなく、今日はリベンジデイ。(笑)

 

とはいえ10時過ぎまで寝てて、現地着は12時、入漁券を購入し、スタートフィッシング、今日もY入り支流のY入り、堰堤高巻き3回、先週の確信部に入ります。2基目の堰堤の前で小さな赤いわなが出ました。ブラインドシュートで、小さなプールの落ち込み左側でスッと毛ばりが飲み込まれました。

川幅も小さいので魚も小さいのですが、それでも立派な源流ネイティブですから、大事にしなくちゃいけませんね!!本流への合流から二つ目の堰堤からゴルジュ帯が続くのです。いいポイントがあるのになぜか魚信がありません。確信部は3号堰堤から上のポイントです。プールと落込みが続きます。魚は小さなポイントにも入っていますので、億劫がらずに丁寧に探らないとだめです。先週は億劫がってティペットチェックをさぼり、小さなポイントで何度も出た8寸をかけて釣り落としました。パク、プッチンです( ;∀;)

100mほど上がると渓相が開け竿が振りやすくなります。50㎝の落ち込みに続く流れの3mほどのプール、右岸に一抱えある大岩の脇にイワナが定位しているのが見えました。このまま下流からアップクロスで釣ってしまっては、すぐにラインでばれてしまうでしょう。プールの岩陰に体を隠し、プール右岸の上にある張り出した杉の木陰にほふくして隠れ上流側からフライを流す作戦に出ました。杉の幹、岩のおかげで奴さんからこちらは見えません。ティペットをチェックして、上流からゆっくり白いカディスを流します。一投目反対側の岸を流れ失敗。二投目手前の岩陰を流れ、魚も反応するが、咥えず…うーん考えないといけません。何か作戦を。そういえばさっき車止めでクロオオアリを見つけました。黒毛ばりでいってみましょう。

しかし黒毛ばりは逆光の時はいいのですが、順光の時は非常に見にくい、毛ばりがどこにあるかわかりません。ままよとばかりに落ち込みに投げ込むと幸せなハプニングが…たぶん魚の右側あたりを流れているはずだと思っていると岩に寄り添ってた魚の方がスーッと右側へ動き何かをパクンと咥えました。そこで一発合わせを決めるとぐぐぐっと反応がありました。取り込むと20㎝ほどの良型!この渓ではアベレージですね!

それにしても見てくださいこの奥武蔵の岩魚の橙色の美しさ。腹も真っ赤でさすが赤イワナでございました。まだまだ魚はいるのですが、2時間で2匹釣れたので、温泉に入って帰ることにしました。いい夏の釣りでした!