鈴緒 | 関西オート 大川社長のブログ

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社長の日々のつぶやきです。

近所の建速神社(たけはやじんじゃ)です

御祭神は 天照大神 阿須波神 波比伎神とあります

神社にお参りするとき、太い縄を揺らしてガランガランと鈴を鳴らした経験がどなたにもあると思います。
この縄が「鈴緒(すずのお)」です。
鈴緒は麻でできていて、鈴緒に限らず、昔から「神さんのもんは麻」と決まっていました。

麻とは、アサ科の大麻を指します。天然繊維のなかでももっとも強靱なこの素材は、かつて国内各地で盛んに栽培されていましたが、昭和23年に施行された大麻取締法によって栽培が許可制となってからは栃木県や長野県、群馬県などの限られた地域だけで栽培が続けられるのみとなっています。

 

近世になって木綿が栽培されるまで、麻は繊維が長く、紡ぎやすいので重宝されました。加えて、大麻の毒性が魔を祓(はら)い浄める、と考えられていました。麻は神と人をつなぐ繊維だともいえます。

 

 

 

拝殿に吊された鈴はその音色で神霊を招くとされています。 鈴緒を両手でしっかりと握り振ることは、参拝者を祓い清めることから「鈴祓え」と呼ばれています。
参拝者が神社で唯一手に触れることができる道具が鈴緒です。 麻で綯われた鈴緒は、神霊と人をつなぐ掛け橋なのです

 

てなことで、鈴緒を新調して 神社に奉納しました

鳥居宝船宝船